ごきげんよう。栗毛馬です。

 

数回に分けてお届けしておりました「老婦人のおもてなし」、無事終了いたしました!

 

「で、どうだった?うまくいった?のの字クッキーは出した?歯を折った人はいなかった?」

 

帰宅してから息せき切って聞くと、幸いなことに好評だったようで、胸をなでおろしました。

 

メニューは、次のとおり。

 

【デザート盛り合わせ】

メイン:銀座ウエストのモザイクケーキ(ホールで買い求めたものをカット)

サブ:

・アマレット風味牛乳プリン 宇和ゴールドソースがけ(栗毛馬謹製)

・チーズクッキー(栗毛馬謹製)

・のの字クッキー(栗毛馬謹製)

・夏みかんピール(いただきもの)

 

↓盛り付けを老婦人に再現してもらいました。

 

 

あら、なんだか地味ですね~。

いちごの一つ二つか、せめてミントの葉でもあればよかったのにね。

 

のの字クッキーがしっかり活用されています。作っておいてよかった。

なかったらきっとさらに寂しい盛り合わせだったことでしょう。のの字だけど。

 

最も評判がよかったのが牛乳プリンで、その次がのの字クッキー。

チーズクッキーは、

「別に、ふうんって感じだった」

そうでして…。

 

「ウエストのモザイクケーキは、だーれも知らなかったわ」

 

わからないものです…。

 

お金も手間も全然かかっていない牛乳プリンが1位で、失敗作ののの字が2位。

材料費がすごかった上に手間もいちばんかかったチーズクッキーが全然だったなんて。

モザイクケーキのおいしさも、わかってもらえたのだか…。

 

 

実際に食べてみれば、確かに牛乳プリンはすこぶる上出来。

牛乳と砂糖にゼラチン、アマレットと塩だけで作ったとは思えないおいしさ。

 

のの字クッキーはたっぷり入れたココアが効いて、プレーン生地とのメリハリが素晴らしい。

 

これは白と黒がハッキリわかれている「のの字」ならではの味わいで、細く上手に「うずまき」できていたら、ここまでのメリハリは出なかったでしょうから怪我の功名と言うべきか(それでも、今度はきれいなうずまきも作ってみたい)。

 

モザイクケーキだって、大変なおいしさ。

 

ただ、これは少し室温に戻してから食べた方がよりおいしかったかも。

私はガツガツしてまっしぐらに突撃し、冷たいままで食べてしまったので、フォークを突き刺したらバタークリームがスポンジから離れ、ケーキが崩れてしまいました。

あああ、きれいなモザイクが台無しです。

 

数分待ってから食べれば、クリームがゆるんでまったりと滑らかになり、美しいままで、味もよりいっそうおいしく食べられたことでしょう。惜しいことをしました。

 

余りは、一回分ずつにカットしてラップでくるみ、ジップロックに入れて冷凍しました。

冷凍庫に銀座ウエストのモザイクケーキがある喜び…イヒヒヒヒ。

 

そうそう、せっかくなので紙モザイクケーキと記念撮影。



記憶を頼りにとても適当に作った紙ケーキでしたが、偶然にも、ほぼ一緒の大きさでした!

モザイクの色構成(白と黒)は逆でしたけれども。