ごきげんよう。栗毛馬です。
出かけて帰ってきたら、部屋がこんなことになっていました。
ピアノによじのぼって、何かしているのはうちの老婦人こと母。
ホームセンターで買ってきた珪藻土で、壁を塗っているのです。
しばらく前から、中空を睨みつけては
「壁が汚い!壁を塗りたい!」
しきりにぶつぶつと口走っていた老婦人でしたが、ついにおっ始めたのでした。
私はDIYに全く興味がなく、釘も満足に打てないほどですが、老婦人は好きだし得意なのです。
「やっと終わった!どう?きれいになったでしょう!」
と、ピアノの上で仁王立ち(膝立ち)の老婦人。
うわあ。と私は内心思いましたがおくびにも出さず、
「本当だ!真っ白!部屋が明るくなって素晴らしいね~!すごいすごい!」
絶賛し、手伝えとか言われる前に逃げ出したのでした。
はりきりすぎで、持病の腰痛や背中痛が悪化しないといいのですが…。
ん?ちょっと待て。
その前にはっきりさせておきますが、ピアノは踏み台ではありません!
相変わらず、なんて乱暴な老婦人でしょう。
あまりに自然に乗っていたのでスルーしてしまいましたが、とんでもないことです。
年に一度の調律を先日してもらったばかりなのに…。
悪影響が出ないか心配です。
それにしても、よく大屋根(フタ)が割れなかったもんだ…!