ごきげんよう。栗毛馬です。

 

昨日の続きです。


一年以上前、身分不相応にもケリーが欲しいなどと思い詰めていた頃のこと。





「プレタを買えば、バッグを紹介してくれる」

との都市伝説に惑わされ、阿呆な私は身の程知らずにもプレタに手を出そうかと真剣に考えておりました。

 

とは言え、お高いお高いエルメスのプレタ。

 

プレタの中でも手が届きやすいのは、ニットやTシャツなどですが、それらは耐久性や耐用年数を考えると『消耗品』に近い。

 

消耗品には大金を出したくないなあ…。

 

私がシルバー製品やカレにお金を出すのは、丁寧に使えば長持ちするからです。




すぐダメになるものに大枚はたくなんてとんでもないこと。

 

それに、せっかく買ったって、無駄になるかもしれないのです(その価格帯のプレタを買ってもバッグ紹介にはつながらないとの説もありました)。

 

どうせ買うなら、コートなどのアウターがいい。

アウターならば、上手に選んで大切に着れば元は取れる…とまでは行かないけれど、少なくとも「消耗品」にはならないのではないかな…。

 

それに、これ見よがしに着てエルパトすれば、塩対応を避けられるのでは?


戦闘服あるいは防護服としての用途も魅力的だなんて考えたりもしていました。

 

でも、プレタのアウターは3桁万円とか。どうひっくり返っても無理です。

 

ならば、と目を付けたのが乗馬用品でした。

 

乗馬用品は、高いとはいってもプレタほどトンデモ価格なわけではない(当時は)。

乗馬用ウェアだって、一応服…ではあるはず。プレタの一員と見なしてもらえるのでは?と、虫の良すぎる考え。

 

それで夢中になったのがダウンで、

 

 

危うく買いそうになったりもしましたが(サイズがなくて幸いでした)、

 

 

 

 

 

 

 

一方で、この《競技用ジャケット》も実は候補に挙がっていました。

 

 

ボタンも素敵。

 

 

ジャケット好きだし…しょっちゅう着るし…。

ベーシックな形だし…意外と長く着られるんじゃないの?

競技用ならば、きっと丈夫にできていることだろう。耐用年数もそれなりにあるのではないかしらん。

 

オンラインの画面を見ながら妄想しましたが、

 

乗馬を習っているわけでもないのに乗馬用ジャケットを買うのは、抵抗がある。

 

この一点が解決できず、諦めました。

 

お金さえ払えば、何を買おうがどう使おうが客の自由なはずですが、店舗でジャケットの試着をしたいと申し出たときに繰り広げられるであろう会話を想像すると…。耐えられそうもないな、と。

 

(妄想)

私「き、競技用ジャケットを見せていただきたいのですが」

店員「承知しました。乗馬がお好きなんですね!大会に出られるのですか?」

私「い、いえ…。大会どころか、習ったこともありません…。乗馬用ではなく、街着にしたいと思って…あの、素敵なので…」

店員「……。さようでございますか…」

 

うわあああああ。

無理です、絶対無理。耐えられない。

 

何十万も支払いながら肩身の狭い思いをするって、どんだけ苦行な買い物なの。

 

 

↓格好いい!気になる品。

 

 

 

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