ごきげんよう。栗毛馬です。

先日、うちの老婦人こと母のクリスマスの過ごし方について書きました。



本日は、その中の『ジョアンのクリスマスパネトーネ』について書きます。



ジョアンのクリスマスパネトーネを初めて食べたのは、昨年の12月です。

もともとパネトーネには興味がありました。

パネトーネ酵母を買ってきて自分で作ったこともあるくらい。

 

 


だから、去年の12月、たまたま行ったジョアンでパネトーネが売られているのを見たときは、あ!と思いました。

なんでもおいしいジョアンのパネトーネ、どんなもんかしら。

原材料を確認すると、変なものは入っていない。エライ。

それで買ってみたら、おいしいこと!
すっかりファンになって、今年もウキウキと購入したわけです。





パネトーネは、大きさ違いで3種類。

  • 大を1/4サイズにカットしたもの


パーティーや贈り物なら、断然大か小です。まるまるとして、見栄えがするので。

自家用で、小か大の1/4サイズかで迷うなら、後者がおすすめです。量が必要なら、複数個買う。

なぜなら、大きいほうが、生地の状態がいい部分…おいしい部分が多くて、より堪能できるから。シフォンケーキと同じです。

開封しなければ意外と日持ちするので(10日くらい?)、1/4を複数買って時期をずらして食べるという技も使えます!


…なんて偉そうに言って、それに気づいたのは家に帰ってからですが…。

あっという間に食べてしまって、シマッタもうひとパック買ってくればよかった、そうしたら年末のおやつに食べられたのに…と地団太踏んだけど今さらどうしようもないのでした。



見て、この黄色い生地!
ふわふわの、細長い気泡。美しい…。



カレンズ(小粒のレーズン)、オレンジピール、シトロンピールが入っています。
洋酒の香りもするけれど、ふんわり程度できつくはありません。

この生地がね、くちどけが素晴らしくよくておいしいのです。

それから、何とも言えない風味!
フルーツの、酵母の、バターの、卵の…豊かな香り。

頬張ると、なんて素敵な食感でしょう。
ふわっとしつつ、生地を構成する気泡の表面が少しだけつるっとしているような感触もあって、でも網目状だからつるつるってわけじゃなく…表現が難しい。

やわらかさと噛みごたえ、しっとり感とちょっとパサッと感が混在している独特の生地。
そこにどっさりのカレンズ。一旦干されたものの洋酒を吸いこんでパワーアップジューシー!なカレンズの存在感。


「レーズンをもう少し減らしてほしい~。レーズンの味が強すぎて生地の味がわからない」
豪勢すぎて、うちの老婦人がぼやいたほど。

個人的には、カレンズをもう少し控えめにして、その分オレンジピールを増やしてほしいなあなんて思います。

厚めの角切りのオレンジピールとシトロンピール、香りと風味、苦みが残っていておいしいのです。
少ししか入っていないから、噛みあてると
「!」
ウハウハです。

しつこくなくて軽いので、あっという間に食べられてしまうのが困ったところ。

11月1日から12月25日までの期間限定販売。今年はもう終わってしまいました。


http://www.johan.co.jp/fair/20231101.html


もう一回、食べたかったなあ…。


来年は早めに購入して、何回も楽しもう…と決めました。