ごきげんよう。栗毛馬です。
数ヶ月前の出来事ですが、今さら記事にします。
以前、シェーヌダンクルリングTGMについて書きました。
このリング、かなり前…多分1年半ほど前に購入したものですが、うちの老婦人こと母には存在を内緒にしておりました。
理由は、面倒を避けるためです。
このリングの面白さやよさは、老婦人には間違いなく理解できません。
「変なの」
「下品」
「奇抜すぎる」
「悪趣味」
「エルメスなのにこんなの作ってるの?」
等、さんざけなされた挙句、
「またエルメスに浪費して!」
「エルメスならなんでもいいの?節操がないこと!」
「いい加減にしなさい!」
こっぴどく、かつネチネチと小言を言われるのは目に見えています。
そんなの不愉快だし、面倒くさいでしょう?
だからひた隠しにしておりました。
保管場所は他のアクセサリー類とは離して、老婦人が絶対に開けない、画材箱の中に。
そして、以下の掟を忠実に守り続けてきました。
- 老婦人と一緒に外出するときは、使わない。
- 一人で外出するときも、家から指輪を着けていくことはせず、バッグの中に忍ばせて、電車の中などでおもむろに装着する。
- 帰宅する前に、忘れずにリングを外す…等。
ただ、こういう小細工もそれはそれで手間なのです。油断できないし。
それに、一緒に出掛けることも多いので、使用機会が激減するのも残念です。
よしっ。
私は決意しました。カミングアウトをしよう!
でも、どうやって?
顛末を記そうと思いますが、とても長くなりそうです。
次回に続きます。