ごきげんよう。栗毛馬です。

 

東京都現代美術館で開催中の「デイヴィッド・ホックニー展」へ行った話の続きです。



会場で印象的だったのは、観覧者がとても多いこと、それからおしゃれな方がたくさんいらしたことでした!

現代画家の展覧会だからでしょうか。

 

例えば、カジュアルめの、素敵なワンピース。

布地やデザインがちょっと凝っていて、高そう。

 

↓ちょっと違うのですが…このような系統。

 

 

 

 

 

エコバッグなども、北欧系のシンプルでありながら美しいものをお持ちだったりして、見ているだけで楽しい。

 

 

 

 

 

絵だけでなく人を見ても楽しめる。なんてお得な美術展だろう!

 

デザイン関係を仕事にしていらっしゃる方や、そういったことに興味関心をお持ちの方が集まっているのかな…と勝手な想像。眼福でした。

 

中高年だけでなく、若い方たちが多く、おしゃれ男子が連れだって鑑賞している様子もなにか微笑ましかったです。

 

おしゃれ人たちのその中で、ダントツで格好良かったのが、とある老紳士でした。

 

アイボリーの地に青で小紋のような細かい柄の入った軽やかなコート。

くすんだ青のコットンパンツ。

ブルーが混じったシックなグレーのスニーカー。

ブルー×グレー×黒の迷彩柄のボディバッグ(と言うのですかね)。

↓こんなのだったか…。ちょっと違うかな。





こざっぱりとカットされた白い短髪に、落ち着いたブルーの帽子が映えて美しい。

 

残念ながら後ろ姿しか拝めなかったのですが、ハイセンスで統一感がありつつ茶目っ気のあるコーディネートが素敵で、目が釘づけ。

おかげで、作品そっちのけでその方ばかりを目で追ってしまう始末。

 

「見てあの人、すごくおしゃれ」

「やっぱり気づいてた?おしゃれよね。素敵だわ」

「きっとデザイナーとかそういう人だろうね」

「ただものじゃないのは間違いないね」

 

なんて、老婦人とヒソヒソ。

 

本当に素敵だったのです!

再現を試みましたが…。

難しいです。

 

もっとずっと素敵だったのに!!