ごきげんよう。栗毛馬です。
門外漢のくせに図々しくも『モテ服考』なんて書きましたが、新たな発見があったので厚かましくも第二弾を。
前回は、『モテ服のポイントは色』、ディテールやデザインは二の次だ、というようなことを書きましたが。
今回は、『モテ服デザイン、見つけた!』という話です。
キーワードは、「ふんわり、ひらひら揺れ動く」。
何回かご紹介したことのある、トゥモローランドのこちらのブラウス。
着やすくてとても気に入っているのですが、目一杯活用しているか?と聞かれると、それは否。
というのは、私はこれを『夏のお出かけ着』として使おうと目論んでいましたが、
今年の異常な暑さときたら!出かける気になんか到底なれない。
「お出かけ?無理、ムリ!」
家に引きこもりっきりで、着用機会がないわけです。
それで、この素敵なブラウスはクローゼットで不遇をかこっていたわけですが…。
もったいない。素敵なんだから、もっと着たい。
というわけで、会社に着て行くことにしました。
ストレッチの効いた紺の細身のパンツを合わせて、アクセサリーはパールのロングネックレス。
手首にはファランドール。冷房対策にカレウォッシュを忍ばせて。
行き先が会社なのが残念ですが、会社とは言え、立派な服装だと気分がいい…✨
そして、このブラウスもなかなかに評判が良かったです。
「涼しそう」
「ふんわりしてきれい」
「素敵」
「エレガント」
色は紺ですから、明るくも特段きれいでもない、ベーシックな『普段着色』です。
見ようによっては、地味ですらあります。
それなのに、なぜ『褒められ服』?
どうも、動きによってフワァッと揺れるのがいいらしい。
風をはらんで動くのが。
フワフワがいいなら、みんなが穿いている長いスカートだってそうだがなぁ…と思いましたが、目線がずっと下の方でバサバサするのと、腰あたりの目に付く位置でヒラヒラするのでは、与える印象が大幅に違うことでしょう。
軽快な感じも好まれたのかもしれません。
ちなみに、こういうヒラヒラ服は仔犬にも人気ですね。
服とか髪とか、揺れるものに目がないようで。
数年前ですが、結んだ髪のしっぽ目掛けて飛びかかられたことがありました。
大型犬の仔犬…生まれて3、4ヵ月ほどのやんちゃ盛り。
わふわふ言いながらクルクル回っていたかと思ったら、突然ジャンプ!
わッ!その日いちばんの大跳躍をすんでのところでかわしたら、
「バクッ!!」
耳元ですごい音。犬の上あごと下あごが勢いよく打ち合わさる音でした。
これ、避けていなかったらどうなっていたことか…!
あの恐怖は忘れられません。
本人には悪気は全くなかったのでしょうけど。
それ以来、犬がちょっと苦手になりました。