ごきげんよう。栗毛馬です。
ブローチ「デストリエ」と出会えたのは、「ちょうど」がこれでもかと重なった結果でした。
「タイミング」ってこういうことなのかしら。
沼界隈ではよく聞く単語ですが、我がこととして用いるのは初めて。現実として認識するのも。
エルメスと距離を置こうと決めたら、今さら波長が合ってきた?!…と思い、こんなあり得ない情景を描きました。
あらゆるタイミングがバッチリ合い、ケリー、ボリード、ロデオ、カルメン、それから実はガーデンパーティーを全身にぶら下げたエルメス店員さん現る!の図です。
一億%あり得ないことですが、もしこんなことが起こっちゃったらどうしよう?
いざというときのために考えておかないと…。
「備えよ常に」ってやつです。
まず、チャーム関係は諦めます。
ガーデンパーティーも。
でも、ケリーとボリードは…!
【スペック】
- ケリー28:ノワール、シルバー金具、ボックスカーフまたはトゴ
- ボリード27:エトゥープ、シルバー金具、エプソン
こんな、夢のようなラインナップだったら…!
可能ならば…、両方買う。無理してでも買う。
いや、両方は無理だろ。
「あいにく、お選びいただけるのはどちらかひとつになります」
と言われたら。
(あいにく、じゃない。むしろ幸いだわ)
ほっとすることでしょう。
そして、ボリード27を選びます。
おお、偉大なるケリーを押し退けてボリード27が躍り出た。
これは自分でもちょっと意外でした。
ボリードのシンプルさ、使い勝手のよさは本当に魅力的。
素敵で軽くて使いやすくて何にでも合うボリード27、最高
ああ、私はこんなにもボリード27を愛しているのだなあ…。あのケリーを蹴散らすほどに。
妙な妄想で、図らずもボリード愛を改めて確認することになったのでした。
対して、ケリーは。
そうね、所有はしたい。自分のものとして持ってみたい。じっくり見てみたい。触ってみたい。
けど、使いたいわけではないのだと思います。
もし、「エルメス主催:ケリーレンタル 3日間1万円」なんて企画があったら、それで満足してしまうかも。
要は、「本物のケリーに(文字どおり)触れてみたい」だけなのでしょう。
どうやら、自分が「ケリー愛」だと思っていたのは、単なる好奇心だったらしい。
認識すると、しつこくくすぶっていた「ケリー欲しい病」、スッと抜け、霧となって梅雨空に消えて行きました。
それにしても、なんて暇人な妄想…!
お付き合いいただき、申し訳ないです。
ありがとうございます。