ごきげんよう。栗毛馬です。

 

銀座のミキモト本店で開催中の「真珠のようなひと 女優・高峰秀子のことばと暮らし」展を見てきました。

 

最初のパネルの前でだけ、写真撮影が許されます。

 

 

真珠がことのほかお好きだったという、高峰さん。

 

展示されているものは、高峰さんと夫君・松山善三氏の写真パネルや、愛用の品。世界的に有名な画家の作品も。

そこに高峰さんの文章が添えられています。

 

高峰さんが愛した品々。使われなくなって久しいはずですのに、どこかあたたかい気配をまとい、ひっそりと息づているかのよう。

大切にされ、慈しまれたものの気配。

 

鋭い観察眼と感性に裏打ちされた、簡潔でユーモアと臨場感に富んだ文章が魅力的です。

 

真珠の美点を連ねた文章は、少女の頃から苦労を重ねた高峰さんらしい、現実的な視点によるもの(経済力次第で珠の大きさが変わるとか)。

 

高峰秀子さんの著書は何冊か持っています。

 

 

 

パネルの中には、「あ、読んだことがある(ような気がする)!」という文章もいくつかあって、懐かしくなりました。

久しぶりに読み返そうかな。

 

エルメス愛好家の方になら…「おしゃれの流儀」「コットンが好き」をお勧めしたいです。

 

 

 

ワンフロアで展示数が少ないため、お買い物ついでにふらりと立ち寄るのもおすすめです。

 

メゾンエルパトのついでに、ぜひ。5月12日までです。