ごきげんよう。栗毛馬です。
ペン入れが終了した、「動物の謝肉祭」。
蛇足かもしれませんが、画面説明がてら描き込みの過程を記しておきます。
どこに何がいるのか、一緒にお探しいただくのもまた乙かもしれません。
最後に、ちょっとしたクイズもつけました。
お楽しみいただければ幸いです。
まず描いたのは、本家に倣って、象とライオン、馬。
さあ、次はどうしよう?
象の足元が寂しいなあ、と思いました。
では、亀を描きましょう。象さん、亀を踏まないでね!
カッコウは、椰子の木に止まらせちゃおう。
今思えば、「大空の狂気」の鳥は、カッコウですね?顔つきがいかにもカッコウらしい。
ワオキツネザルは個人的に好きなのでぜひ入れたい動物。
余談ですが、昔訪れた沖縄の名護自然動物園では、放し飼いのワオキツネザルに餌を手渡しすることができました(10年以上前の話です)!
ひったくっていくわけでもなく、優しい手つきで餌を受け取って行きました。一瞬触れた手が、乾いてひんやりしていたことを覚えています。
おとなしいサルで、尻尾をふわっと触っても怒らなかったっけ。かわいかったなぁ。
それから、大好きなマレーグマ。
もう20年も前だけど、上野動物園で見たマレーグマのユーモラスだったこと!度肝を抜かれました。
挙動不審にウロウロした後、ニヤニヤしながらひっくり返って、ゴロゴロしてましたよ。なんなんだろう。
ユーモラスと言えば、ダチョウ。
なぜかいつも怒った顔してますね。実は、瞳がピュアでとても美しい。
これも沖縄のダチョウ牧場で、またがらせてもらったことがあります。
食いしん坊で、餌の葉っぱをすごい力で奪われました。
ハシビロコウ。好きだから特別に二羽描いちゃおう。
あのブルーグレーが渋くて大好き。
上野動物園のハシビロコウは、見られたがり。「どうだ!」って感じで、高いところにとまってポーズを取っていました。これ見よがしに羽をピヤーッと広げて(虫干しだと思いますが)、肩越しにニヤリ。
好きな鳥、と言えばキーウィ。飛べない鳥。名前が絶妙。日本では天王寺動物園でしか見られないという…。いつか拝みに行きたい!
大好きなロバ。センターのいい位置に、どうぞ!
ロバの足元には、幸運のシンボル、ハリネズミくんを。ハリネズミという名前ですが、ネズミじゃなくて、モグラの仲間だそうですね。
上の方に白鳥をつがいで飛ばせて、地上にも描こうか。「白鳥」は大切なモチーフだから。
水辺に水浴びする子象を追加して、「オブジェの秘密」で言及されているフラミンゴも描いておこう。
あと必須なのは鶏とカンガルーか。
「化石」と「骸骨」は、地中に埋まっていることにします。一生懸命目を凝らせば、見えるかも(描いてないので、見えません)。
鶏を描いたら、「こどもどうぶつえん」的な感じになってきたような…。よし、右側はふれあいスペースにしよう。
アヒルに、ぶた。それから、おとなしくてかわいい、アルパカ。
おっと、アルパカと来たら、エルメス製品に多大なる貢献をしている「カシミア山羊」も登場させないと義理が果たせませんね?
となると、当然、ワニも。
ワニがいるならカバも描かなきゃね。
おっ、カバ、いいねぇ!でっかいから、いい感じにスペースが埋まりました。助かるわ。
いけない、バッグへの貢献度多大なる牛を描かなくてはなりません。
はい、牛さん。いつも…、えー、皮を、ありがとう。本当は子牛なのでしょうけど、何か残酷な気がするから、大牛で。
ウール製品の担い手、羊も必要ね。お尻を向けて失礼します。
えー、蚕は…、葉の裏にいることにします。
いや、やっぱりちゃんと描こう。彼らのおかげでカレができるのだから。もこもこしたのを2匹。
手前が少し寂しいな。魚を泳がせて、アマガエルくんも描いちゃおう。ケロケロ。
崖の上に、犬(オオカミ)?
…あっ、いけない!カンガルー描くの忘れました。
カバのあたりに下描きしておいたのを、描きなおすつもりで消したらそのまま忘れちゃったのです。なんてこと…。
しょうがない、ジャンプしすぎて画面から飛び出しちゃったことにしよう。
カンガルーを描くつもりだった証拠↓
こんな感じでできあがった、私の「動物の謝肉祭」。
さて、ここで問題です!
完成版の画面には何匹の生き物がいるでしょう?
お時間のある方は、ぜひ数えてみてください。
たぶん、とてもイライラすることと思います。
答えは、画面下です。
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正解は、53でした。