Moi!
 
kiki達は日本を離れて4年が経ちますが、「年に1回2週間程度の一時帰国をするかしないか?」の頻度で帰っています。
 
そのたびに聞かれるのが「何食べたい?」です。
美食の街パリを除いては、ドバイ・ヘルシンキと「物価高い・日本食材限られたものは手に入る」地域で暮らしていましたので、私の場合回答は大体がこうなります。
 
1、美味しい焼肉
2、美味しい寿司
3、新鮮な野菜(私の場合オクラ・トロロ・冷凍じゃない納豆・生卵混ぜ混ぜ)
4、ラーメン・そば・うどん
5、サバ塩焼き
 
薄切りは日本の文化なのか?と思うほど薄切り豚バラ・牛肉細切れと密接に関わる和食メニューが多い気がします。
肉じゃが・肉巻き・生姜焼き・青椒肉絲・鍋・豚バラ大根とか?
 
本当のことを言えばパリでは韓国系スーパー(K-market)に行けば手に入りました
※1区じゃなくて15区の方
し、ドバイでもアジア系スーパーに行けば手に入りました。
ヘルシンキでは、ハカニエミのアジア系スーパーに行けば、薄ーーーい豚肉とかラムスライスを手に入れることはできますが、完全に中国産な気がして手を出したことがありません。
ローカルで取れた肉を薄くスライスしてくれていたら買うのに!
と、、、、
 
前置きが長〜〜〜〜くなりましたが、、、
お肉問題は多分海外生活の悩みの種かと思いますが、
先日ヘルシンキで自宅焼肉をしましたラブ
 
しかも牛タン!
以前から冷凍牛タンの存在はお友達から聞いていたのですが、全く見当たらず・・・!途方に暮れる&諦めていたのですが、ヘルシンキで百貨店と言われるSTOCKMANNに言ったらお肉の冷凍庫コーナーにいるではありませんか!!!!
 
冷凍のものは下処理がされていて、冷凍じゃないと下処理をしないといけないと聞いたことがあるのですが、下処理動画をYou Yubeで確認した上でスーパーに行ったら、、、「冷凍あったーーー!!!」わーーーい!グラサンハート生ビール
と言う感じで遂に出会うことができましたハート
 
しかも隣には豚タンちゃんもいて、私の実家では父がお酒好きで酒のつまみしか食べないこともあり、豚タンはレギュラーメンバーだったので何の躊躇いもなく豚タンちゃんも一緒に買いましたウシシ

 

冷凍なので、食べたい日の朝起きてから出してみましたが、勝手な肌感で6時間程冷凍庫から冷蔵庫に移せばいいかな?と思いました。

 

薄ーく切りたかったので、6時間してから一度取り出して確認。ツンツンしたらもう少し柔らかくても良さそうだったので+1時間。


そしてこんな感じ↓

 事前に研いでおいた包丁で薄ーく切り。

 

舌先は硬いのでスープへ。根元の方は焼肉用に✨

 そして忘れてはいけないネギゴマダレ。


刻みネギ(好きなだけ)

レモン(1/2個)

すりおろしニンニク(1カケ位)

ごま油(角屋がいいが、なかったので市販品)

炒りごま(お好みで)

鶏がらスープ顆粒(小1)

全部ザックリさん口笛


 そして焼く!

 

美味しくできましたが、サラダもチョレギサラダにして、タンスープもあったので、ちょっとごま油祭りになってしまった感が否めず、せっかく作ったネギ塩ゴマダレですが、今回ばかりはごま油と塩をまぶしたタン塩を焼き、レモンだけでサッパリ食べても良かったねえーと旦那と話していましたもぐもぐ

 

今年は世界的にみても温暖化が進んでいて、日本でも12月1月なのにコートがいらない日が続いていたり、スキーリゾートに雪が降らなかったりしている様ですが、ここフィンランドのヘルシンキも同様で、例年なら雪が積もり湖や海が凍っているにもかかわらず、10月から気温がずっと0度前後を行き来していていて積雪もありません。
 
ヘルシンキではたまに雪が降っても次の日には雨が降り溶けてしまうことがしばしば、、、。
 
つまり10月から、かれこれ4ヶ月はグズグズした天気が続いています。
雪が降れば外で雪遊びもできますが、溶けた雪と寒い気温の雨は子供&親にとっても厄介です。
 
そんな中でも子供のエネルギーは日に日に増していくもので、好奇心や体力を解き放つ場所が必要なワケです。
 
フィンランド(ヘルシンキ)で嬉しいのは近所にある公園が優しいこと。
kikiは初めての子育てがヘルシンキだったので日本と比較することができませんが、ヘルシンキの公園は平日昼間に行くと砂場に「みんなで使える砂場用具」が置いてあるんです。
 
一応早朝と夕方前くらいには片付けられているのですが、市によって運営されている公園には市の職員(日本で言う市区町村の勤務員)が常駐している場所がいくつかあって、おもちゃや室内フリースペースが管理されているんです。

↓同じ公園の室内スペース。

曜日ごとに音楽やアートなどの井バントも開催されていて、ほとんどがフィンランド後ですが、無料で参加できるものもたくさんあります。

 

↓こちらはたまたま居合わせた音楽イベント。

0歳〜3歳くらいの個たちが参加して、好き勝手に楽器を触っていて楽しそうでした。

 

こちらはとある公園の室内スペース。

 

こういった室内スペースは公園により様々ですが、離乳食をあげられるベビーチェアやテーブルもあったり、オムツ替えのスペースも完備されていることが多いです。

街の公園は、地元の行き場に困った親たちだけではなく、近所の幼稚園・保育園・小学校の低学年の子たちの遊び場にもなっています。
 
たまたま訪れている時に近所の小学校の低学年の子たちがお昼休みに遊びに来ていましたが、職員さんたちと話し、思い思いに遊んでいたのも印象的でした。
 
私の様なフィンランド語が話せない人が行っても気さくに話しかけてくれて、さくっと英語に切り替えてコミュニケーションを取ってくれて、本当に助けられています。

 

日本を離れて子育てをする親にとって面倒でも向き合わねばならないのが予防接種。
 
きっと海外子育てをするママなら誰でもぶち当たったことのある問題。
 
①海外で出産した場合(のちに日本へ帰る)
②日本国内で出産し、とある月齢やある程度大きくなってから引っ越した場合
③海外で出産し、その後も国外へ永住
④それ以外
 
などなど。
 
ただでさえ、予防接種for what?と言う知らない領域の話なのに国をまたいだら予防接種の名称も変わるし打つ時期や必要な予防接種も違うなんて!

私たちは、①パターンでベイビーを国外で出産し、2歳になる頃に日本へ帰国パターン。

 

もう、日本の母子手帳と睨めっこです。

途中で日本の友達ママに予防接種アプリを教えてもらいおさらいもしつつ確認しました。

 

その名も予防接種というアプリ。

分かりやすくいいネーミンググッ

アプリや母子手帳を確認しながら。
 

まずは英語→日本語(現地語→英語→日本語)に変換し、各予防接種を確認。

ダイレクトに日本語変換だと誤訳のこともあるので、二段階翻訳をすることもよくあります。

さらには日本とは種類が違うものがあるのでそれも確認。

 

例えば、日本では三種混合や四種混合と呼ばれるものも、フィンランドでは五種混合。

+αされた物を突き止め、メモ。

 そんな繰り返しですが、、、結論‼︎

 

フィンランドで出産し、産院やネウボラで相談もせずに普通に予防接種を受けていると日本で受けるべく物でも受けられないものは恐らく以下の3つ。

※たぶんですよ!でもかなり入念に調べたつもりです。

 

①BCG

②B型肝炎

③日本脳炎

 

①BCGに関してはフィンランドでも受けられますウインク

ごめんなさい!② ③はまだ勉強不足です!

 

日本で出産し、日本でのBCG推奨期間の生後5カ月〜8カ月に日本にいる場合は日本で受けてくるのがいいと思いますが、そうでない場合も考えられます。

 

里帰り出産をし、生後5カ月未満で夫の居住地域へ引っ越すなど。理由は様々

 

BCGの受け方は色々ですがフィンランドの場合、2018年以前であれば産む産院に事前に伝えていれば生後2日で病院で接種してくれていました。

生後すぐにビタミンの注射もしてくれました。確か。ビタミンkだったかな?

 

私は全く申請や相談をしていなかったので受けさせることができませんでしたが、同じ誕生日のフィンランド生まれベイビーは事前に妊婦検診で相談したら産後に打つように手配してくれていたようですウインク

 

 2019年以降はルールが変わったのか、生後2週間以降に接種することが可能ですが、どちらにせよ分娩時(分娩前)に事前に相談しておくor Birth planシートに記入しておくと何かしら対応してくれると思います。

 

私は分娩時に全く予防接種のことが頭になかったのでBCGの接種のタイミングを見事に見過ごしてしまいましたえーんもやもや

 

色々と調べた結果、1歳を過ぎてからでもヘルシンキで受けることは可能です。1歳を過ぎるとツベルクリン注射をしてから、結果を見てbcgの接種になります。

 

居住区域によって異なりますが(詳しくはこちら)、7歳までは無料で受けられると思います。BCGは結核予防の注射ですが、ヨーロッパ圏では一般的ではなく、東南アジア圏では一般的な予防接種のようです。

フィンランドに住むベトナム人の友人も念のため子供に接種させていました。

 

厚生労働省検疫所のHPを見ると「あれ?日本必要なくない?」とも思ってしまいますが、、、(こちら

 

私たちはヘルシンキのWoman’s hospital(Naistenklinikka)/ナイステンクリニッカで出産したので、ナイステンクリニッカに問い合わせました。

 

居住区域の病院に問い合わせるか、ネウボラの定期検診で相談するのがいいと思います。

わたしはネウボラの定期検診で2回ほどBCGの話をしたことがあるのですが、BCGに関して詳しくない(一般的じゃないから知らない)保健師さんだと、「フィンランドでは日本に渡航する際にBCGを受けろ」とは出てないわ。

と、アフリカサファリに行く前の予防接種的なニュアンスで捉えられた。

こんな感じで、言われて終わってしまったことがあるので予防接種を受けたい意志を強めに言うことも大事かもしれません。

 

↓これはフィンランドでの定期検診のスケジュールです。

ごめんなさい、わたくし全くフィンランド語を勉強しておりませんが。

vrk=day

vko=week

kk=month

thが担当保健師でlääjäriが医師同伴です。

生後7日以内 訪問検診

2-3week 

4-6week

2months

.

.

と続きます。

この定期検診と共に、ブログ1枚目の予防接種も並行して行われるので、産前産後通い続けているネウボラに定期検診に行けば予防接種も同時に受けられるといったイメージです。

 

 ちなみに、身長の伸びが著しく遅いor早い。体重の伸びが著しく大きいor少ない。頭囲の伸びが遅いor早いなど、何か成長スピードに気になることがあれば保健師さんの判断で、定期検診が増えることもあります。

 

ベイビーの場合は小さめの日本人夫婦の間に生まれた子のため、身長の伸びが緩やかでした(成長曲線の下枠ギリギリ這いつくばり型)。

そのため生後6カ月を過ぎた後は通常なら2カ月おきに行われる定期検診も毎月来るよう言われましたランニング

 

私たちは何も思いませんでしたが、背の高い子のママは「毎月来いっていわれても、じゃあご飯をあげるなってことなの??」と言っていたり、頭のちょっと大きい子のママは「この子の個性じゃない。普通よりちょっと大きいだけで普通よね?」と言っていたり捉え方は色々でしたが、ネウボラ的には念には念をと言う面もありますし、まぁ毎月成長を知れるのは悪くないなと私たちは捉えてましたニコ

 

あ、話を戻しますが、18カ月検診までネウボラで完了させた上で、「打ち足りていない予防接種はないか?」→本来は4回打って完了予定のものが、現段階では3回しか打てていない等 を確認しましたが、一応無いそうなので、とりあえず一安心です。

 

余談ですが、フィンランドの予防接種は非常に簡単で、ベイビーの熱も測ったりはしません問診票にも記入しません。kela.カードと呼ばれる住基カード的なものに全て情報が入っているので、それを渡して母子手帳的なものを渡して終わり。

 

出産前からお世話になっている保健師さんにあって、対話してそのままブスッ!💉通い慣れた場所ではありますがベイビーは泣きます。泣きながらも最後は律儀に「Bye bye」と手を振ってお別れ。

 

あー楽ちん。この方法いいと思う。

マイナンバーもこう言う使われ方すればいいのになぁ〜と思うのは私だけじゃないはず。

 

続きは後編にまとめましたので合わせてご覧ください

 

余談ですが・・・

BCGの所謂ハンコ注射(9つの点々が2個も腕に一生残る代物)は日本だけです。

外国人ママにハンコ注射を見せたら驚愕していましたが、ヘルシンキでBCGを受ければ注射痕は1つだけです。(残るとは思いますが、1つだけです)

Moi!

フィンランドでは今日ルーネベリタルトの日でしたが、わたしの興味はルーネベリタルトよりもこっち!
「ライスキアイスプッラ(laskiaispulla)」
え?
もう一度言います。
ライスキアイスプッラ!
うーん。難しい。
ライスキ アイス プッラ!
この方が覚えやすい音符

スウェーデン発祥のデザートでスウェーデン語だとセムラ(Semla)で非常にシンプルなんですがね、、、もやもや

どれかと言うとホットケーキ
シュークリームみたいな見た目のこちら!
1月の中旬ごろから(お店によっては2月から)店頭に並び始めるシュークリーム的な見た目のライスキアイスプッラは重めのパンにクリーム×ラズベリージャムorアーモンドクリームと言うスウェーデン発祥の伝統的なデザートですもぐもぐ

カロリー計算とかは考えてはいけません。
手のひらにずっしりな感じの大きさですが、わたしの感覚ではアーモンドよりベリージャムの方が人気で、15時ごろにカフェに行ったらベリータイプは完売だったことがありますえーん
これを食べると頭の片隅に「あぁ、おデブまっしぐら」とも思いつつ甘いクリームとさっぱり甘酸っぱいラズベリークリームのハーモニーに至福の時を覚えるのでありました。

このライスキアイスプッラは確か2月下旬頃には店頭から無くなってしまうので1月〜2月に北欧を訪れる際は是非試してみてくださいコーヒー


1月ごろから2月まではフィンランドの町中がこの目玉のオヤジのようなタルトで溢れています。

これはルーネベリタルトと呼ばれるもので、1850年頃にルーネベリさんの奥さんであるフレデリカルーネベリさんが作ったとされています。

クッキーベースのしっとり/もそもその生地にアイシングで囲んだ白い輪っかの中にラズベリージャムが載っているのが一般的で、たまに白い輪っかがピンクだったりするものもありますグッ
2月5日はルーネベリタルトの日のようで待ち中でフィンランド国旗が掲げられます。

スーパーでも気軽に買うことができますし、カフェやパン屋さんでも見かけることがありますにやり
フィンランドではこれもタルトと呼ぶんだなぁと思いつつ、あまりスイーツを食べるタイプではないので今期はひとつだけ食べましたもぐもぐナイフとフォーク

感想は、、、ラズベリージャムが酸っぱくて美味しかったけど、絶対にコーヒーセットで食べたいなと言う「水分持ってかれる系」のデザートでしたウシシ