ルノワールは、現代
とても愛される画家のひとりです。
本日はご命日。
享年78歳
1919年12月3日に亡くなりました。
今日で没後102年です。
子どものかわいらしさや
女性の美しさなどの
見た目の美点だけでなく
モデルの内面的な長所を
最大限に引き出す表現が
魅力のひとつです。
本人の明確な意図として、
絵の題材にするものは
愛すべきものに限定したい
という思いを
ルノワールは 常に持っていました。
その思いも
作風に反映されています。
たとえば
同時代の画家で友人のモネが、
光あふれる風景のなかで
色の変化を捉える「目」に
徹したのに対し、
ルノワールは、風景のなかの
ごく小さな人物像にさえ、
その人柄までを表現しようとします。
私の好きな絵は
「パリ・ポンヌフ」です。
人の表情までを描き分けるには
引きすぎた構図ですが
しかし十分に
人々の心の動きが想像できます。
ちなみに
この絵は、ワシントンにあります。
言っても仕方ないことだけど、
これは
パリにあって欲しかったー
オルセー美術館で
見たい絵ですよねぇ...。
現地(ポンヌフ近く)に行って
どこからスケッチしてたのかな〜
などと考えるのも楽しいものです。
亡くなって、102年。
今も愛される続けるルノワール♡
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執筆:内田ユミ
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