ガブリエルは、三大天使のなかで、
場面の設定として、もっとも限定的な状態で、
絵画に登場します。
神の子を身ごもったことを伝えにくる大天使です。
天使には、本来性別はないのですが、
若いマリアに、懐妊を告げにくるという役割からか、
ガブリエルは、どちらかというと、
女性的なイメージで表現されていることが多いように、
(わたしは)思います。
もちろん、そうでないものも、
ときどきは見かけます。
こちらの、ガルファロのガブリエルなどは、
一見、勇敢な姿に見えるのではないでしょうか。
ガロファロ「 受胎告知」1528年 (部分拡大)
ガロファロ「 受胎告知」1528年
鳩、カーネーション、ユリなどの、
象徴的アイテムもたくさん盛り込まれ、
テーマと絵画の関係を知るという面で
分かりやすい絵画です。
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あまり深め過ぎず・・・、
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