弓を引き絞れ!ケイローンからのメッセージ | 西洋美術の楽しみ方_ルーブルの魔女からの伝言

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部分抜粋です

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こんばんは、内田ユミです。
11月も残すところ、あと1日。


今日は、射手座の新月ですね。
(29日 21:19)


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「新月を迎えた時刻から

48時間以内に願いごとを書き出す」という、


アメリカの占星術師ジャン・スピラー氏の

メソッド(新月のソウルメイキング)も、

今では、すっかり一般的になりましたね。




今夜は、新しいことを始めるのに、

とても良いタイミングです。



射手座のストーリーを、軽くお話しますね。



わたくしは、占星術師ではありませんので、

美術史的な観点から・・・




パリ・ルーヴル美術館(photo:yumi uchida)





半人半獣のケンタウロス族のなかの「ケイローン」が

射手座の物語の主人公です。



「ケンタウロス」というのは種族名で、


下半身が獣であることから、

 


一般に、粗野で 横暴で 野蛮、


しかも好色、

ということになっていますが、



その中で、例外的に、

賢明で思慮深い存在とされるのが、

「ケイローン」(個体名)です。




ケイローンは、

大地の神クロノスの血をひき、

人間や動物を保護し、導く存在でした。




芸術の神「アポロン」からは

音楽や予言を、


狩りの女神「アルテミス」からは

狩猟の術を学びます。



アポロンも、アルテミスも弓の名手。



ケイローンも当然のごとく、

矢を射るのが得意です。


(ケイローンは、ヘラクレスの毒矢によって亡くなります)


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「弓を引いて、的を射る」という

一連の動作と



「願いを放つ」という行為は、

イメージ的に、よく重なると思います。



真実、直感、率直さなどがテーマである

射手座の新月には、


明確に的を絞って

矢を射るように願いを放つと良い


と、しばしば言われるのも、

感覚的に頷ける、と思うのですが、

いかがでしょうか・・・


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 的を明確にすることが
 願いを叶えるコツ

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仮に、

弓の名手「ケイローン」であっても、

的を絞ることができなければ、

的確な矢を放つことはできません。



アポロンや、アルテミスでも、同様です。


射手座の新月の今夜、

的をはっきりと定めたうえで、

宙に向かって弓を引き、



あなたもイメージの矢を

 

放ってみてください。



ご自身に起こしたい「変化」の的を、

その矢が、確実に貫きますように・・・!



次の記事に続きます>>「時が残す変化」
 


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執筆:内田ユミ




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