お店の一部補修工事の為に頂いたお休み期間中に行ってきた、研修旅行という名のフランス、モンサンミシェル、パリへの「色彩を持たない私がいく巡礼の旅」
以前から海外旅行に行きたいなと思ってはいたものの、いく機会も時間もないので何処へ行くともなかったのですが、最近思うところがあり一度は行きたいなと思っていたフランスモンサンミッシェルに行ってきた。
人はよく言ったもので「百聞は一見にしかず」やはりテレビや写真ではわからない雰囲気や空気、匂いというものが現実にはあり、その時に思い感じたことを写真を見ながら書いてみようと思う。
フランス、モンサンミッシェル 海に浮かぶ孤島の修道院
海に近いのに日本のような潮の香りはほとんどなく海の近くという気がしない、また日本のよりも湿度が少ないために、海によくある独特のまとわりつくようなべたつきを感じることもなく快適でした。
島の内部の修道院にいたる道
可愛い作りの建物の中にお土産物屋さんや飲食店が多数、ここは万国共通の約束として観光地はこのようになるものなのでしょう。
修道院内
このような歴史を感じさせる、厳かな雰囲気と差し込む光がとても美しい
なかは迷路のように複雑に作られていてリアルにドラクエみたいです。
建物には古い歴史があり、大天使ミカエルが降り立った地とされる。そののち修道院としてつくられ時代背景とともに増改築を繰り返している様が見られます。戦時中には戦場として要塞として、そして牢獄であった時期もあったらしく、そこかしこにその時代を感じさせるところが残されています。
夜景
時間は多分10時過ぎくらいだったかな、日が長く夜になると風が強くとても寒くなり、潮が満ちていきより一層幻想的な雰囲気になっていきます。
海沿いなのでとても強い風の中で一人シャッターチャンスを待つという中々の苦行..でもなかなか悪くない写真が取れたのではないかと思うのです。
朝、川面に映る
朝靄のかかるモンサンミシェルを川面に移る様子とともに、と思ったけど思ったより曇っていてちょっと残念。
写真としては自分なりにはぎりぎり及第点かなと思うくらい写真しか取れなかったですが、実際に見たその光景は及第点のはるか上をいく満足なものでした。今後モンサンミッシェルに行きたいと思う方は現地一泊することをお勧めします。朝昼夜と時間の変化とともに違った景色を見せてくれますが、夜は5月でもとても寒いので真冬並みの格好でご覧になるのをお勧めします。
そこまでして見る価値は十分以上にある、美しい景色がご覧になれるのではないでしょうか。
(後編)につづく