京都市内は広い範囲が美観地区として指定されており、建築には様々な制限がかかってきます。高さ制限や日差しを付けないといけないという制限もありますし、厳しい地域は色や素材、全体の雰囲気なども考慮されます。
我が家が買おうとしている土地は歴史的遺産型美観地区ということで、特に制限が厳しい地域で、主なものは、明るい白色や華美な色が使えないこと、日差しが必要でそこには日本瓦を載せないといけないこと、外観が洋風に見えてはいけないのでタイル調などは使えませんし、エアコンの室外機も隠さないといけないみたい。
へーベルハウスみたいなスッキリとしたモダンな家が好きなのにそんなものは建てられず、むしろ真逆の和風な家にせざるを得ません。これが一番苦労するかも。想像つかないしねー。

というわけで、半日くらいかけて同じ地域の家を見て回りました。いいと思った家の写真を撮ったりと、かなりの不審者ぶりを発揮していましたが、いろいろと参考になって良かったです。素人が制限がある地域の外観を想像するのはかなり困難ですので自分の目で見ていろいろなアイデアをもらうのは大切ですね。
我々は工務店選びには困りませんでした。
いえ、むしろ、あまり選択肢を増やしませんでした。というのも、そもそも予算的に大手のハウスメーカーは手が届きませんでしたし、数ある地元の工 務店から 選べと言われても、土地の情報を見せ、自分たちの要望を伝え、その工務店の特徴を知り、予算内で収まる仕様・設備がどうなるかを確かめ、そしてその方が信用できる方なのかどうかを見極める、という作業を土地を押さえている数週間で行う必要があり、それは非常に困難でしたので、選択肢を増やすことなく、これまでのやり取りの中で最も信頼が置ける工務店にお願いすることとしました。

建て替えなど、すでに土地を持っており、工務店選びに時間がかけられる人であれば、じっくり選ぶべきでしょう。数社回るだけで、はっきりと違いが見えてきますし。

我々ももちろん、ここに至るまでに、数え切れないほどの不動産業者や工務店と話をしてきましたが、大手のハウスメーカーでさえ印象があまりよくな いところもあり、最後まで我々のことを気にかけてくれていたことには非常に感謝しています。
あれよあれよという間に、売買契約や工事請負契約に判を押し、銀行からの融資も問題なさそうという工務店からの連絡を受け、なんだか、実感が沸く 間もなく、ここまで来ました。

実際に住まいを見ていないから、あまり実感が沸かないのかもしれません。マンションの場合は、モデルルームを見て、広さや生活のイメージを持って からの購入ができますが、建売ではない戸建ての場合は、平面図から想像するしかありません。
きっと、想像以上に部屋が狭く感じたり、収納が少ないと思ったり、住み始めてから気づくことがいろいろと出てくるとは思いますが、なるべくそれを 無くすために、今ある家具をどこにおくか、今の部屋に置き換えたらどのくらいの広さがあるのかをしっかりとイメージしておく必要があります。

どの程度明るさを確保できるのか、風が通るのか等々不安要素を挙げたらキリがないのですが、工務店の意見も聞きつつ、しっかりとシミュレーション をしたいと思います。