2020年、今年はリアル女性フィギュアと(昭和時代)建築模型をメインに
時々、戦車模型、城郭模型、車模型を制作していきます。
ただし、戦車模型はタイガー戦車系列、城郭模型は天守閣中心、車模型は
メルセデスベンツ、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニに特化します。
では、ハセガワより限定発売されているレジンキット、
1/12 JK メイトシリーズ の『パーカー』と『セーラー服(夏)』の制作開始です。。。
1/12 JK メイトシリーズ #04 『パーカー』
各パーツのパーティングラインを丁寧に消します。
段差がある場合は白い瞬間接着剤シアノンで均してから消すと時短になります。
組み立て説明書ではパーツの接着はレジンなので瞬間接着剤でとありますが
真鍮線を植立した方が脱落防止に効果的です。
真鍮線は各パーツの大きさに沿って適材適所の太さを選択します。
特に2本植立するパーツは真鍮線の平行性に注意します。
1/12 JK メイトシリーズ #03 『セーラー服(夏)』
こちらも同様に各パーツのパーティングラインを消して真鍮線を植立します。
そして、仮組をして各パーツの合わせ具合をチェックします。
それから、バラして泡クレンザーと中性洗剤を合わせたぬるま湯の中で歯ブラシを使い
離型剤や手脂を除去します。(これ以降はパーツを触接、手で触らないよう注意)
そして、写真でよく使うブロ―やタオルで水分を念入りに飛ばします。
レジン製品はプラモデルと違い塗料が剥がれやすいのでメタルプライマーの工程が必須となります。
各パーツに持ち手を付けてメタルプラ―マー(マルチプラ―マー)を予め奥まったエアブラシが
吹きにくい所、髪の毛や衣服の凹部を中心に極細筆で塗ります。
最近のフィギュアは3DCG ソフトを駆使しているので再現度も秀逸ですが
凹部も深めです。
その後、エアブラシでメタルプライマー(マルチプライマー)を吹きます。
この時、メタルプライマーは厚吹きしないことが重要です。
プライマーは厚吹きしすぎると逆に塗装が剥離しやすくなりますのでね。
また、埃が付着しやすいので塗装乾燥機内に保管することをお勧めします。
リアルフィギュアの場合、下地を活かしたサフレス塗装で仕上げますので塗装被膜強度の増強を
期待してスーパークリアー艶ありで厚吹きししっかりと乾燥させます。
この後、肌以外の部位にはベースホワイトを吹いてから、組み立て説明書に従って
指定色をマスキングを重ねて吹いていきます。
因みに、塗装の殆どはラッカー塗料でエアブラシします。
Merce Modeling Laboratory