1/20フェアレディZ432(R)ナガノ | Merce-Style

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愛を知る県、愛知から名も無き模狂人が綴る一期一会な日々

前回に続いてプレミアプラモの考察です。

 

今回ご紹介するのは

 

 1/20 フェアレディ Z432 ナガノ 

 

このフェアレディZ432は元々は今は無きオオタキのもので

初版もののボディ色は赤色でした。

 

私の記憶が確かなら、オオタキのZ432のパッケージは第2版まであって

その後、金型がナガノに渡り第3版。ここまでがモーターライズ仕様でした。

私は因みに中学生時代にオオタキの第2版の黄橙色の時に作りました。

 

それから、ナガノで第4版を向かえ年月と共に販売価格も

ケンメリ GT-R と同様に 1,200円→1,800円(モーターライズ)

そして最終的には、 2,500円になりました。

ケンメリ GT-R で推測するに最終版でディスプレーキットモデルに

なったのではと思います。(←詳しい方がいましたらご一報を)

なので、オオタキ製ではなくディスプレーモデルのナガノ製をチョイスしますよ。

 

 

これが Z432 の中身です。

 

確かにデファレンシャルギヤがケンメリ GT-Rと同様に再現されています。

 

また、このキットでは前後バンパーコーナー部品(上図にはゴム部品と表記)には

通常のプラパーツも入っていますが

 

ご覧のように軟質プラで新たに再現されたものが入っています。笑い泣き

 

そして、シャーシーもランナーにくっっいています。

 

何度かZ432を手にしたことがありますが軟質プラのコーナーパーツは

初めて見ましたわ。びっくり

 

 

次にご紹介するのは同じく

 

 1/20 フェアレディ Z432 R ナガノ

 

え~っ、同じじゃんと突っ込みのあなた、よ~く見てっ!

Z432 の後にR が付いてるやん グッド!

 

 

目を凝らしてよ~く見るとRの赤文字があるではあ~りませんか!ウインク

 

箱も比べると確かにRがあります。目

 

先にご紹介したZ432 のものと比べると仕切りの印刷色に相違が。。。

 

こちらも、ディスプレーモデルキットなのでデファレンシャルギヤがありますが

ランナーの成形色が白ではなくてメタリックグレーです。

 

そして、何よりも嬉しいのは RSワタナベのホイールとオーバーフェンダー、幅広タイヤが

入っているじゃあありませんか!GT-Rのと同じだけど、何か・・・ えー

でも、私が推測するにこの RSワタナベのホイールとオーバーフェンダーのパーツは

オーバーフェンダーの形状からして本来はこの Z432 用に追加したものであって

GT-R の方はそもそもオーバーフェンダーが初めから入っているし形状も違うので

RSワタナベのホイールだけ使えというボーナスだと思いますね。グッド!

 

なので、RSワタナベのランナーが追加されたので箱に入らず

シャーシーがボディに嵌めてあるわ。笑い泣き

 

つまり、このナガノの Z432 のディスプレーモデルキット(2,500円)は

先にご紹介した方がバンパーコーナーが軟質プラにアップデートされているので

これが最終版と推測されます。

 

前者の Z432 は標準のマグネシウムホイールが入っているので Z432(R)

を、後者は RSワタナベと幅広タイヤ、その上、オーバーフェンダー

まで入っているのでこれを活かさない手はないと言うことで240ZG

を作ります。

 

その方法は、同じく 1/20 でナガノから出ている 240ZG(これは残念ながら

オオタキから流れたZ432とは違いあまり出来が良くない) のノーズを拝借

改造しビルトイン、エンジンは S20 から L24 に変更しないといけませんが

同スケールのバンダイかニチモのエンジンをベースにセミスクラッチすれば

完璧な 240ZG が出来るはずです、多分。ウインク

 

 

実車でも程度の良いケンメリ GT-Rや Z432 は2,000万円以上は軽くします。

プラモデルの世界でもナガノのケンメリ GT-R と Z432 (R)はプラモデル屋で

見かけることもなくヤフオクでも大変希少なレアもののためプレミア価格です。

つまり、価値のある旧車は例えプラモと言えども入手困難のお宝なんです。グッド!