突然、わが愚息の写真、、、
皆さんスープカレーというとどんなイメージでしょうか?
「大きな野菜がゴロゴロ」
「スープ、ライス別盛り」
「ナイフとスプーン」
「具の豊富さで勝負」
参考HP(全国でブレイク必至!札幌のご当地カレー/スープカレー)
http://www.currytopics.com/soup/
札幌スープカレーのブームに火がついた頃のウリは
「北海道らしい豪快さ」
「北海道の地場食材」
「健康で美味しい」
でした、、これはこれで素晴らしいです!
でも、ブームが続くうち方向が変わってきました、、、
「気をてらった具材を乗せる」
「珍しい具材をそろえるため、海外産冷凍野菜の使用が当たり前」
旬の食材を食べる「健康で美味しい」ものとはほど遠くなってしまいました。
※もちろん、海外食材自体に問題があるわけではありませんよ!
例えば、ベビーコーン(小さなとうもろこし)は6~7月の一瞬に間引きしたものが非常に短い期間流通するだけです。
他の季節に入っているベビーコーンは水煮にされて海外から来ています。
また、具材が大きくて食べにくいと思ったことのある方、いらっしゃいませんか?
以下は私の持論ですが、、、
料理は見た目のみならず、食べる人のことを本当に思って、
食べやすく、旬の(健康で優しい)食材を選ぶべきではないでしょうか?
↓これは私の師匠が昔から作っているカレー。
今じゃレトロに思えるくらいシンプルですが、
食材は全部国産で、子供やお年寄りでも食べやすいように具を切っていたり、
また、大きな具は柔らかく仕上げてます。
(昔はご飯も一緒盛りでした。)
これはピーマン、ニンジンを一口サイズにするだけではなく、
チキンの骨まで抜いてます。
しかも、ご飯一緒盛り。
「自分が食べやすいよう」
「食べるとき服にはねないよう」
「洗い物を減らすために(笑)」
で、作ってて気づいたんですが、
自分のために良かれと思ったことが、実は「おもてなしの心」につながるんですね。
冒頭の写真をご覧ください!
私が自分のために作ったカレーを2歳の息子が喜んでバクバク食べるのです。
みんなに優しいカレーを作りたいと思います。