先日の日曜日に『風立ちぬ』を観てきました。
奇しくもこの日は、宮崎駿監督の引退が発表になった日。
昼間、映画を観て夕方のニュース見たら引退って
ウソだろうが!!
の状態でした。
引退を知って観る『風立ちぬ』と
引退を知らずに観る『風立ちぬ』とでは
どんな違いがあったろう?
そんなことをふと思ったりもします。
さて、監督の引退を知らずに観た『風立ちぬ』ですが(笑)
前作、コクリコ坂に引き続き、古き時代の日本が舞台です。
このことから感じたのは、宮崎さんは未来の夢みたいな作品を書きますが、
実は、その夢みたいなものは昔の日本に在るんじゃないか!?
ってこと。
あくまで、個人的見解ですが・・・
夢や希望って必ずしも未来に在るものなんでしょうか?
こんな便利な世の中で生きている自分達が幸せなんだろうか?
と思うことがあります。
幸せじゃないはずなんてないのに、そう思うことがあります。
今の日本は夢を抱くには疲れすぎているのかもしれません。
だからこそ、こういう作品から夢をもらうんですけどね。