迫力 | どこでもないどこか。

どこでもないどこか。

読まれないことを前提とした、なんとなく日記。

虹創旅団の「サラ」を観に行った。

正直なところ、今回は感想文を書こうか書くまいか

かなり迷った。

理由は2つ。

1つは、ほんと申し訳ないのだけれど、

前半、眠ってしまった。

実はお芝居を観る前に、

ちょっと飲んでいたのだけれど、

どうやらちょっと飲み過ぎてしまって。

ほんと、ごめんなさい。



もう1つは、あまり楽しめなかった。

後半しか観ていないからだ!

と言われたらぐうの音も出ない。

いや、後半だけでも、

ストーリー展開や終盤の盛り上げ方は、

流石だなと思えたし、

気になったことを気にしなかったら

十分楽しめただろうなというのは、

観ていて感じた。



気になったことというのは、台詞全般。

聴いていて説教をされている気分になったのだ。

しかもそれが、全体を通して続く。

テーマやイイタイコトを考えると

ある程度は仕方がないのかも知れないが、

それにしても台詞が自分には主張的過ぎて、

途中でお腹一杯になってしまった。

後半しか観てないのに。



ちなみに現地で書いた感想は4つ。


1)相変わらず音楽最高。

虹創旅団のお芝居は音楽の使い方が毎回、

素晴らしいと思う。

NHKスペシャル「驚異の小宇宙 人体」を

久石譲がやったのと同じくらい、

と言うと褒めすぎかもしれないが、

それくらい素晴らしいと思っている。


2)えんちゃんの芝居がすげぇ。

何と言うか、鬼気迫るものを感じた。

経験量なのか才能なのか環境なのか、

或いはその全部なのか。

終盤だったが、彼が登場してそれまでの空気が

一気に変わって、舞台に惹き込まれた。

神が降りていた気がする。


3)4人で川の字は書けない。

これは、誰かが突っ込まねばなるまい。


4)虐待って言葉がゲシュタルト崩壊しそう。

上にも書いたが、とにかく「虐待」って言葉が

台詞の中にたくさん出てくる。

途中からまた?って感じになってきて、

しまいには何を言っているのか分からなくなってきた。

多分、ゲシュタルト崩壊の一種だと思う。



自分とはやや立場が違うけれども、

テーマに文句はない。

ストーリーも観た範囲では嫌いじゃない。

役者さんも回を追うごとに安定感を増すし、

えんちゃんの迫力は特筆ものだった。

終盤の盛り上がりもいい。



でも、観ていてちょっとキツかったのが、

台詞が主張っぽ過ぎて、

他の宗教を否定して責め立てる

別の宗教の集会に来てしまったような感覚。



主張はもう少し台詞じゃない部分に吸収させた方が、

個人的には好みかな。



最後に、寝てしまってごめんなさい。