魔術師のトレーニング

窓の外では雪が降っています。

雨よりも見ていて楽しくなりますね。ヒラヒラ舞う様子を見ていると飽きません。

もちろん豪雪地帯にお住まいの方たちは、今年は以上な積雪を記録しているようで、事故などに気を付けて毎日を過ごされて頂きたいと思います。

卓球界では小学生が男女とも目覚ましい活躍をしているとか・・・

いまや水泳よりマスコミに注目されるスポーツとなったように思います。

昨日はその大会が行われている会場の隣にあるジムで神経系の魔術師佐藤さんに筋トレの指導を受けていました。

先日から始まったパフォーマンス改善指導講座、私だけトレーナーや治療師の資格がないので、そのフォローのためにお願いしたわけです。

今までいろいろなトレーナーの指導を受けてきましたが、やはりコンセプトそのものが違っていました。

動きにつれて連動する筋肉を意識して、と言われることが多かったのですが、本当にピンポイントの刺激を目的としていました。

この筋肉というのでなく、この筋肉の「ここ」とピンポイントで刺激していきます。

それを指導するためにはどこの部分が弱いか見抜かなければいけません。

佐藤さんはこのようにして、プロアスリートだけでなくボディビルダーまで、あまり高重量を持たせないトレーニング指導をしているそうです。

ちょうど昨日の夜はマスターズ練習会がありました。

意識しなくても、いつもより安定した泳ぎができ、少ない力で速く泳げました。

ですから、呼吸も楽でした。

意識して動いているようではダメだと佐藤さんには言われていましたが、それができると確かに、と思います。

泳ぎなどについて、ああしろこうしろと言われても、頭ではわかっているのに身体が動かないという状態。

これは神経系の乱れだったわけですね。

そもそも自然な動きというのは頭で意識して行うものではないのですから。

普通は自然な動きとなるために何千回何万回と同じ動きを繰り返したりするわけですが、特に水泳のように支えがない場合、何回繰り返しても悪い動きを繰り返してしまうことも多いようです。

佐藤さんの理論はアメリカの最新理学療法理論が元になっているわけで、なるほど、と思わされます。

そういうことから考えると、佐藤さんの技術は魔術というよりマジックですね。

しっかりした理論と高い技術の上に成り立っているのですから。

　　　　　　　　担当：花崎

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