玉造は今日もいいお天気でした。


さて、麺や虎徹では菅野製麺所さんの3種類の麺を使っています。

らーめんには細麺ストレート、手もみ平打ち麺の2種類、

まぜそば、つけ麺は太麺。

この中の手もみ平打ち麺と太麺には「傾奇者(かぶきもの)」という粉が使われています。

お客様から質問をいただくことがあるので、今日はこの話しを。


麺の特長としては、

弾力のある食感と自然な黄色味、

のびにくく、麺同士がくっつきにくいんです。


この「傾奇者」が有名になったのは、

ご存知の方も多いと思いますが、

つけ麺で有名な「六厘者」の麺に使われていたからなんですね。

当初は浅草開花楼という老舗製麺所が六厘者にオリジナルに粉をブレンドしていたもの。

それを浅草開花楼の負死鳥カラスさん(製麺師とも粉のブレンダーとも営業マンとも言われます)と

六厘者店主三田遼生さんが全国に向け発売を決め、

開発を進め、品質を確定させ、

日清製粉から販売されたものなんです。


今回、虎徹で使用する麺を決める上で

菅野製麺所さんには何度もサンプルを送っていただき、

虎徹のスープにどれが合うか、
お客様の好みにどれだけ近づけるか、

試食を重ねた上で今の麺に決定しました。


お客様と接していると、

日々新しい発見があったり、

勉強させられることが多々あります。

それらを大事にし、また明日もがんばります!