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稲垣吾郎、真夏の祭典へ熱き思い語った「お客さんがいることで背中を押され、見られるからこそ選手は輝く」

 
 
 

元SMAPの歌手で俳優、稲垣吾郎(50)がパリ五輪・パラリンピックの開催に合わせてサンケイスポーツに熱き思いを語った。2004年アテネ大会から4大会連続でテレビ局の五輪テーマ曲をグループで担い、18年から国際パラリンピック委員会の特別親善大使として活躍。コロナ禍で大半が無観客となった21年東京大会で聖火リレーやメダルプレゼンターを託された稲垣が、有観客や五輪の意義を見つめ直した。

東京大会は誰もが無観客でやりたくてやったわけではありません。僕らもステージに立ったとき、お客さんがいるといないとでは自分のパフォーマンスが変わってくる。選手の皆さんも口をそろえて言われますが、お客さんがいることによって背中を押されるし、見られるからこそ輝く。

ただ、僕は聖火リレーやメダルの授与をやらせていただいたとき、本当にお客さんがいないの? という感覚でした。選手と応援者が気持ちでつながっていたし、応援の声は届いていた。物理的な音はなくても、世界中の人々の意識が一つに向いていて、オリンピックを楽しんでいる感覚がありました。寂しさや空虚さはあまり感じませんでした。

選手の皆さんの気持ちは分かりません。でも、無観客の状況下で最高のパフォーマンスを発揮して感動的なプレーをたくさん見せてくださった。確実に応援の声が届いていたと思います。

パリ大会も行くつもりでしたが、仕事に恵まれて今回は東京から応援します。海外でのオリンピックを現地で見たことはありませんが、(2007年の)世界水泳でオーストラリアのメルボルンに行って中継やインタビューをやらせていただいたとき、街中の盛り上がりをすごく感じました。東京での大きな盛り上がりがつながって、パリではきっとものすごい熱気が感じられるでしょう。

僕はスポーツ全般を楽しむタイプです。ゴルフがすごく好きなので、16年リオ大会から始まったゴルフは注目していきたい。柔道の阿部(一二三・詩)兄妹の2連覇、パラリンピックは対談させていただいた卓球の岩渕(幸洋)選手、金メダルを授与した競泳の山口(尚秀)選手に期待しています。

 

オリンピックはテレビ中継でフィーチャーされていない競技も取り上げられる。注目してもらえて選手の励みになる。ただ、開催期間が終わると放送されない競技もある。忘れられてしまうのは残念でもったいないこと。試合に至るまでの期間も大切だと思っています。実際にオリンピックを見て競技を始める子供たちもたくさんいますから。

一番思い出に残っているオリンピックは、(1984年の)ロサンゼルス。当時10歳だったのですが、柔道の山下泰裕選手、陸上のカール・ルイス、宇宙飛行士の格好をした人が空を飛んだ開会式もすごく印象的でした。一般家庭にビデオが普及してきて、わが家は競技を録画するためにビデオを購入しました。子供心に世界中が注目している雰囲気にわくわくしながら見ていた思い出があります。オリンピックは子供たちの夢につながります。

現在はパラスポーツのサポーターをやらせていただいていますが、ボッチャなど実際に体験して知ったスポーツもありました。スポーツに対する見方も変わりました。競技が体験できるような場所や見る機会が増えて、継続して注目してもらえるチャンスが増えることを願っています。

その瞬間にかけて大会に焦点を合わせて勝負に挑む選手の皆さんのメンタルやフィジカルの強さは計り知れない。尊敬の念でいっぱいです。自分を信じて全力を尽くして悔いのないように。猛暑なので体調に気を付けて100%を出し切るプレーで楽しませてもらいたい。日本からテレビにしがみついて全力で応援します。(歌手・俳優)

★パリの思い出

稲垣はパリでの思い出について、2018年に芸術家としても活躍する同僚、香取慎吾(47)が初めてルーブル美術館で開いた個展を草彅剛(50)と一緒に見にいったことを挙げ、「(19年に)火災になる前のノートルダム大聖堂の塔に階段で上った思い出があります。個人的にすごく好きなところで若い頃はよく行っていました。映画など影響を受けたことも多いので行きたかった」と残念がった。28年ロサンゼルス大会の現地観戦に前向きで、「ロスは行きたいと思います」とリベンジを誓った。

■稲垣 吾郎(いながき・ごろう) 1973(昭和48)年12月8日生まれ、50歳。東京都出身。87年にジャニーズ事務所に入り、88年にSMAPに加入。92年にフジテレビ系「二十歳の約束」でドラマ初主演。2016年12月のSMAP解散後はソロで活動し、17年9月に同事務所退所後は、主演映画「半世界」や主演舞台「恋のすべて」、文化放送「編集長 稲垣吾郎」など幅広く活躍。17年に日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターに就任。趣味はゴルフ、ワインなど。176センチ。

 

 

第2日(7月27日)の見どころ

【柔道】(17時~)
 48キロ級の角田夏実と男子60キロ級の永山竜樹(ともにSBC湘南美容クリニック)が登場。角田は昨年まで世界選手権3連覇で、優勝候補の筆頭だ。※NHKBS、テレビ朝日系列

【スケートボード】(19時~)
 男子ストリートには2大会連続優勝に挑む堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)や14歳の小野寺吟雲、白井空良(ムラサキスポーツ)が出る。※NHK総合/Eテレ/BSP4K

【体操】(18時~)
 男子団体総合で2大会ぶりの「金」を目指す日本は予選に臨む。52年ぶりの表彰台へ。※NHK総合/Eテレ/BSP4K

【バレーボール】(16時~)
 男子はドイツとの1次リーグ初戦。※NHKBS、日本テレビ系列

【バスケットボール】(18時~)
 男子は格上のドイツに挑む。※NHK総合/Eテレ/BSP4K

【競泳】(18時~)
 女子100メートルバタフライ予選に池江璃花子(横浜ゴム)が登場。※NHK総合/Eテレ/BSP4K

【テニス】(19時~)
 女子シングルスで大坂なおみ(フリー)が初戦を迎える。

(時間は日本時間、※はテレビ放送予定)

 

 

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