私は小学校のころから、体力測定は1級、運動会1位は当たり前でしたが、本当に運動神経全般良かったかといわれると、苦手なことはありましたよ。

 

鉄棒、跳び箱苦手でしたし、水泳も苦手でしたし、スケートやスキーもできなかったからね。

 

ただ、苦手ではありましたが、普通程度まではできていましたよ。

 

鉄棒も、鉄棒につかまったまま、後ろ回り(逆上がり)することだけができなかったけど、あとはすべてできましたから。

 

陸地に立っている状態での逆上がりはできましたのでね。

 

跳び箱も、最初は1段もとべなかったけど、6段までは行けるようになったし。

 

棒の上での前転も、実技試験の時だけ成功したし。

 

マット運動では、前転、後転、三転倒立、倒立、側転、は、最初は確かにできなかったけど、最終はすべてできましたし。

 

水泳は5メートルしか泳げなかったけど、最後には50メートルは泳げるようになったし。ただ、泳げるけど、息継ぎがしにくくてね。浮くことが難しい人だったから。だから、ほとんど、息を止めて水中で潜水状態が長い感じの泳ぎ方でしたね。

 

スケートも、すぐ転ぶ感じだったけど、滑れるようにはなったものの、次のシーズンになるとまた滑れなくなるっていうのをくりかえして、シーズン終わりに滑れるようになるっていう感じでしたよ。

 

スキーは20歳過ぎてから初めて行き、初心者なのに、上級コースに間違っていってしまって、無理やり、崖みたいなコースを滑り降りて帰ってきたことがありましたね。

 

ちょっと、無茶しすぎで、一度、崖から落ちたことがあり、2度くらいあったかもしれないけど、その、崖は、人がよく落ちるところだったせいなのか、2度とも、落ちた先に大きな雪だるまがつくってあって、その雪だるまに私がおしりから落ちたので、2度ともお尻に青あざができる程度でなんともなかったんですが、友達は、私が崖から落ちて死んだかと思ったらしい。

 

それがあってから、二度とスキーに誘われなくなりました。ちょっと、私は危なっかしいと判断されてのことでしたね。

 

崖から落ちてから、私が笑いながら戻ってきたときには、友達はお化けを見るような目で私をまじまじみてましたよね。

 

笑ながらもどってきたのは、友達の驚いた表情に笑えてきてしまっただけだったのですが、それくらいのやばい高さから落ちたにもかかわらず、ケロッとしていた私もすごい強運の持ち主だったのかもしれませんけどね。

 

運動神経が良かったのか悪かったのかは、本当に判断は難しいですが、苦手なことでもある程度にはなっていましたよ。

 

ただ、初心者(今日初めてする人)が、上級者コースに行ってはダメでしょうね。さすがにね。

 

ただ、無知すぎて、知らなかっただけなんですけどね。

 

普通は、コースを間違えた場合は、そのまま、リフトに乗ったまま初心者コースまで降りるそうですが、私はそれもわかっていなくて、上級者コースで降りてしまって、上級者コースと知らないから行ってしまって、初めてのスキーだったから、スキー場というのはそういうものだと思っていてね。

 

初心者でない、友達ですら、怖くてリフトで引き返したのに、私は降りて行ってしまったからびっくりだったみたいです。

 

全く知らないっていうのは、本当に怖いことですけどね。当の本人である私はケロッとしているわけですから、友達もびっくりですよね。

 

初めて滑った上級者コースの私の感想は、(実はその時が初めてコースを滑るデビューでしたが、その前に、スキー教室に申込み3時間くらい基礎は習いましたね。)滑り台を滑るみたいに行かないとだめだなって思いましたね。それくらいの角度で、背中は地面すれすれでつきそうなくらいにして、スキー板は、ハの字型のブレーキをかけた状態で行かなきゃダメでしたね。普通は蛇行してすすむけど、まっすくにしか行けませんでした。ハの字型にブレーキをかけてるのに、勝手に進んでしまって、まっすぐにしか行けず、ハの字型でないと、とんでもないスピードになりそうな感じで、ハの字でブレーキをかけているのに、どんどんスピードが出てしまう感じでした。私は上級者コースにいることに全く気が付かず、スキーってそういうもんだと思っていました。