農業にも還元水はおおいに役立っています。・・・・・・・・・中略・・・・・・・・

農業用には専用の水処理器があるのですが、これは電気分解を起こさせない波形で、数ボルトの高周波電圧で処理してありますから、長くおいても水が腐敗しません。還元電位も、食物に適性のプラス200~300ミリボルトに調節でき、酸性にもアルカリ性にも片寄らない中性です。

 

北海道渡島森農業試験場で、この植物用水処理器を使ってミニダイコンの生育試験が行われました。これは森町農林課が、農作物栽培のコストを下げるためには何が良いかを調べるために行ったものです。

 

試験は、ハウス栽培で、養分の少ない火山性土(SL)の土壌に植物用水処理器でつくった還元水のほか、ミネラル、土壌菌、有機肥料などの八種類の養分を撒き、同じ条件で水道水を使ったミニダイコンの成育度を100として比較しました。

 

結果は初期成育では差は見られなかったものの、1か月後の収穫期では根の長さや重さに顕著な差が認められ、およそ14%の増収となりました。

 

新しい農法の成育試験は、通常115~120%の増収で効果があると評価されるのだそうです。

 

今回の140%増収という結果に、森町農林課でも驚いていました。

 

こうした試験結果のほかにも、農業用水処理器を用いている農家から、次のような報告が届いています。

 

ハーブの栽培に還元水をもちい、埼玉や名古屋に出荷しています。例年歩留まり(ぶどまり)が50%程度で、根腐れとなった根をすてているのですが、今年は80%から90%の歩留まりとなりました。

 

ビニールハウスのトマトに使用しました。使用前は発芽率が50%止まりだったのが、使用後は90%以上になりました。生育も良好で、腐敗もほとんどありませんでした

 

稲の発芽率が大変よくなり、ほぼ100%に達しました(通常は50%程度)

 

大根に使用したら寒さに強く、雪の中でもよく成長しました

 

きゅうりの収穫がよく、しかもまっすぐなキュウリが採れました

 

生花んい使用したら、成育が30%ほど早くなりました。

 

植木鉢には還元水を水で3倍くらいにうすめて撒くとよいようです。シクラメンは夏でも花をつけ、季節感が変化しました。

 

マイナス500ミリボルトの水に生花を生けると、長期間枯れずに長持ちします。果物も同様に還元水に漬けると、鮮度が保てます。