世の中で生きているほとんどの人間は、ごく普通の人間だ。飛び抜けた何かがあるわけでも何でもない。そういう、普通の人間が生きられるようにするのが、教育や政治の役割じゃないといけないはずだが、現実は特別な人間だけを作り出そうとしている。だから学校でも、会社でも余計なストレスが溜まるんだろう。アメリカの真似をして競争社会にしようというのが、そもそもの間違いとも言える。もっとも、アメリカ人が競争社会に適応出来ているかと言えば、そうでもない。ある程度の競争なら経済や社会を活性化させる効果があるにさても、過剰だとダメだ。日本でも、アメリカでも、現実が証明している。