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観念は知らないうちに刷り込まれている。そして、「これはこうだ」＝「あなた自身」は疑いのない現実となります。なぜでしょうか。ここで、思い出してください。最初に「これはこうだ」を採用したのはだれでしたか。あなた自身でしたね。つまり、こういうことです。
観念は循環の中で創られていきます。あなたが捉えているあなただけの人生の仕組みとも言えます
出来事（あなたが捉えている現実）
↓
観念（出来事をあなたがどう扱うか）
↓
感情
↓
行動と成果
↓
出来事（あなたが捉えている現実）
「起きている事象＝出来事」には意味は付けられていません。あなたが自由に意味を付けています。出来事に対して、あなただけの人生の基本システム（パソコンでいうOS）である観念が働き、それを元に感情が湧き、行動と成果があって、また出来事が起きていきます。
例えば、こんな感じです。あなたが観念として「我慢するから給料が貰える」を採用していたとします。
出来事（あなたが捉えている現実）⇒会社でお客様からクレームの電話が入る
↓
観念（出来事をあなたがどう扱うか）⇒「我慢するから給料が貰える」に疑いがなくなる
↓
感情⇒ネガティブな気持ちが湧き出てくる
↓
行動と成果⇒とにかく、お客様の話を聞くことで給料が貰える
↓
出来事（あなたが捉えている現実）⇒会社でお客様からクレームの電話が入る
どうでしょう。見事に採用した観念の通り、あなたが捉えている現実が起きています。
もし、観念として「感謝を受け取るから給料が貰える」を採用していたとします。
出来事（あなたが捉えている現実）⇒会社でお客様から感謝の電話が入る
↓
観念（出来事をあなたがどう扱うか）⇒「感謝を受け取るから給料が貰える」に疑いがなくなる
↓
感情⇒ポジティブな気持ちが湧き出てくる
↓
行動と成果⇒感謝しながら、お客様の話を聞くことで給料が貰える
↓
出来事（あなたが捉えている現実）⇒会社でお客様から感謝の電話が入る
というようにまったく異なった「あなたが捉えている現実」が起きます。
もう、気づいたかもしれませんね。前回でもお伝えしましたが観念に【いい】【悪い】がないようにポジティブな気持ちが【いい】でネガティブな気持ちが【悪い】ということを言いたいのではありません。あなたが採用した観念の通り、あなたが捉えている現実が起きるということ、これが人生の仕組みだと知るだけで大丈夫です。
【かんちゃんプロフィール音声（30分）】
http://honmaru-radio.com/kaoruchan46/
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