「正しい決断と間違えた決断の共通項」 | 夢しか実現しない。

夢しか実現しない。

『見本』・『信頼』・『支援』をキーワードに、

人を応援し育てていく。

そして、自らも成長していく。

時代を変革する人になるための

ノウハウを発信していきます!

いつもお読みいただきありがとうございます。


ほったんです。


今日は、購読している致知メルマガからです。


先に捨てることをしなければ、

新しいものは入れられない。


なんてことは、頭で理解していても、

行動に移すのは難しいかもしれないですね。


以下メルマガより

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

──────────────────────────────


       「正しい決断と間違えた決断の共通項」
       
       
           松井道夫(松井証券社長)
        
       月刊『致知』2005年1月号
            特集「過去が咲いている今、未来の蕾で一杯な今」

                     ※肩書きは『致知』掲載当時

──────────────────────────────


もちろん私も、
正しい決断ばかりしてきたわけではない。
間違った決断も随分してきました。

ある時それを整理してみると、正しい決断にも、
間違えた決断にもそれぞれ共通項があることが分かりましてね。



正しかった決断は
すべてマイナスの決断、捨てる決断です。

そして、間違えた決断は
すべからくプラスの決断、足し算の決断、
捨てないで加える決断だったのです。


私は、どうしてかと自分なりに分析してみました。


捨てる決断で何を捨てるかというと、
全部過去に積み重ねてきたものです。

それは、いろんな努力、苦労の集積だから、
捨てることによる痛みが計算できる。


ところが、捨てて得られるものは、全部未来のことです。
将来のことはやってみないと分からないから計算できない。

計算できるものを捨てて
計算できないものを得ようとするわけだから、
反対されるんです。


私が証券セールスをやめると言った時も、
口々に言われました。


「社長、いままでこの営業体制をつくるのに
どれだけ苦労したか分かりますか」


と。そこで何を言ったって説得できない。
それができるのは社長の思い込みしかないですよ。

ところが、加える決断はみんな納得するんですよ。
捨てないから。

決して加える決断がすべてダメだと
いうことではないのですが、順番としては、
まず捨ててからでないと得られないと私は考えています。


禅の言葉に、


「坐忘(ざぼう)」


という言葉があります。

新しいものを取り入れるためには、
まず古いものを捨てなければならないということです。
まず古いものを捨てて場所を空けないと、
新しいものは入らないのです。




┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏


       ▼連載「成功者の習慣」

         大場松魚氏(漆芸家・人間国宝)

              
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏



       仕事をする時は、人とではなく、
       「時計」と競争する。
       人間は、この仕事をこの時間までに
       仕上げるんだと腹を決めれば、
       グッと時間を短縮することができる。
      
       そうやって時計に逆ねじを食らわせるような
       意気込みで仕事に向かうことが大切です。



            『致知』2008年1月号より



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


最後までお読みいただきありがとうございます。