よくあるパターン:大学教授の英語マウンティング | 銀座一丁目の英語発音教室「メントール」のブログ

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全くマニアックすぎる話なので、あまり興味がない人が多いと思いますが、メントール英語発音教室には社会人で修士課程在籍中、もしくは修了した人、博士課程在籍中もしくは修了した人、大学や大学院の非常勤講師や准教授、教授など、アカデミック界隈の人が結構通っています。



 

なので、一部の生徒さんにはわかりすぎるくらいわかる話なのではないかと思います。

 

私も、大学や大学院で非常勤講師をしているし、元々、日本人だけでなく外国人でもアカデミック関係の友人や仲間がいます。

 

今日は、アカデミック界隈でよくある学期初めや学期末のマウンティング会話について紹介しましょう。

 

私も、つい先日数名の外国人アカデミック関連友達からチャットが飛んできて、こんな会話をしたばかりです。

 

7月末は、春夏学期が終わり、みんな採点や成績付けに大忙しの時期です。

 

私だって260人の採点と成績付に四苦八苦していますことは、このブログにもさんざっぱら書き散らしたので皆さんよく知ってくださっています。

 

260人ですよ!

 

20人とか、10人のクラスしか持ってない人だっているって言うのに。

 

誤解されている人も多いと思うので念の為言っておきますが、大学も大学院も、10人の講義だろうが、200人の講義だろうが、ギャラはおんなじです。

 

従量課金制じゃないんですよ。

 

理不尽すぎません?

 

力がつくからいいんですけどね、別に。

 

 

なので(それが理由ってわけではないと思いますが)

 

先生同士で、自分が何コマ担当していて、どれだけ負荷が高いのかをさりげなく会話の中に混ぜ込んで「どうだ、大変だろう」マウンティングをするのがお決まりになっています。(多分)

 

あ、日本人相手にはやりませんが。私の場合は日本人相手には感じよくしておりますので、外国のアカデミック関連の人に対してのみマウンティングします。

 

アカデミック関連の人との会話は、こんな感じ。

 

「ハーイ、Kana, 元気?学期終わった?」

 

「うん、なんとか生きてる。今学期は260人採点して成績つけなきゃいけないから死にそう。あなたはどう?」

 

「うん、こっちも大学院生の修士論文10人分見なきゃいけないから今が忙しさのピーク。」(マウント返し)

 

「へー、私なんて260人って言っても学部生だから大したことはないけど、修論の指導は大変よね」(人数でマウントをかけて、負荷で相手を立てる)

 

 

「いやいや、260人なんて想像を絶するよ」

 

「私はペーペーの非常勤だから。260人は大変だけど毎年のことだから修行だと思って頑張ってる。」(さりげなく謙遜してから、また数を強調してマウンティング)

 

「こっちも来学期は5コマ担当だから、260人までは行かないけど、ため息が出るよ」(コマ数でマウンティングの反撃に合う)

 

「5コマ!私なんてたかだか3コマだからそれに比べたら文句は言えないわね」

 

って感じで、コマ数とか人数とか負荷をチラつかせて、アカデミック業務負荷のマウンティングを英語のチャットですると言う高度な遊び(?)が繰り広げられております。

 

 

でも、この悩みっていうか鬱憤って非アカデミックの人に言ってもあまり理解してもらえないから、何気に吐き出してちょっとだけスッキリします。

 

英語のチャット力もつくし。

 

アカデミック関係の皆様、英語チャットでアカデミックマウンティング、おすすめです。




 

アカデミックマウンティングで使える英語表現のお手本の教材なんて存在しませんので、「こういう時、どういう英語を使えばいいか」と思ったら、遠慮なくレッスンの時にでも聞いてくださいね。

 

感じよく圧は強めでマウンティングする表現をお教えします。

 

 

私は守備範囲が広いのよ。