来週、7月13日水曜の夜、
「一冊の本(と、その世界観だけ)を売る書店」
として、日本だけでなく海外からも注目を浴びている(カッコの中は私が勝手に加えた説明ですが多分合ってます )
「森岡書店」の主である、森岡 督行さんが
7月13日水曜日の夜、朝日カルチャーセンター横浜で
「日本でもなければ海外でもない、不思議な身体体験」
をできる、一晩限りの講座をやります。
やります、って私がえばる話でもないんですけど
講座名が、「森岡督行と考える近代建築」と、
ややかためなので、
難しい話なんじゃないか、歴史や建築なんて縁がないしわからない、
と構えてしまう人もいるかもしれませんが、絶対違います。
講座に限らず、商品やサービスなども、刷り物などの都合で命名しなくてはならないのですが、中身が濃いものであればあるほど、一つの名称で、内容をうまく表現しきれないというのが歯がゆいところです。
私自身、よく経験しますが、名称やイメージにとらわれず、自分と似た感性を持つ人、あるいは、たまに全然違う感性を持つ人のオススメを無条件で試してみると、思わぬ発見や刺激があり、幅が広がります。
とか、説教くさいことを言ってみましたが、この講座タイトルだと、森岡さんの話の深さや広さや面白さが出し切れてなくてもったいないと思ったので、誰か興味を持つきっかけになればいいなあ、と思ってブログに書いてみました。
森岡さんの脳内は、ものすごく多様でユニークな着眼点と、探偵並みの探求力に加えて、長年自分の頭と身体を使って蓄積してきた一次情報や知識にささえられたコンテンツをもとに、様々なテーマの世界観というか、ストーリーを紡ぎ出す、アナログハイプロセッサーが搭載されています。
そういった人類はたくさんはいないし、
森岡さん自体が、しょっちゅう様々なメディアから取材を受けたり、誰か他の人と一緒に話す形式の講演会などで引っ張りだこ状態であるため
生で、森岡さんだけの話を80分たっぷり聞くことができる機会は貴重です。
行かないと、MOTTAINAI。
ものすごくオススメです。
↓朝日カルチャーセンター横浜の講座案内ページから抜粋↓
近代建築は年々姿を消していますが、戦災とその後の開発、再開発を考えると、逆風のわりによくぞこれだけ残ったと捉えることもできます。
今回の講座では、スライドを用いて、消えた建築もあれば、一見消えてしまったかのような建築を参照にしながら、その魅力に迫ります。
近代建築を訪れた時に感じる、現代でもなければ昔でもない、或は、日本でもなければ海外でもない、不思議な身体体験を参加者と一緒に共有したいです。お茶の水や赤坂の駅舎や門を中心に。
都市の古層を発掘するイメージです。(講師記)
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森岡さんから宣伝してほしいと言われたわけじゃないのですが、宣伝せずにいられないので、次の展示で忙しそうなのに、ゲリラ訪問して強引に写真までとりました。
森岡さん、奇襲攻撃してすみませんでした。
講座に参加したい方は朝日カルチャーセンター横浜に電話(045-453-1122)するか
こちらから申し込みできますよ。
↓やや僧侶っぽいヘアスタイルですが、そこいらの一般僧侶ではなく、ニューヨークのソーホーとか、ミラノのブレラ地区あたりのイケてるビンテージセレクトショップに、ひっそり頻繁に出没している僧侶という感じの森岡さん↓