次の日は夜までTOEIC講座で教えて、そのまま深夜便でパリに行き
(遊びじゃないんですよ~)、朝からパリの大学院でプレゼンをしなきゃいけない上に
締め切りが迫った論文爆弾をかかえているというのに、カゼを引いて半死体と化している
私を見て、母が朝から緑茶とミルクティーとコーヒーをいれて
くれました
スリのメッカ、スペインにも行くので携行品損害保険に
入るてつづきもしたいのに、その時間が確保できないため、
それも母がやってきてくれました。
ありがたや~。
それでも、ゴホゴホしている私を見て不憫に思ったのか、
「他に何かできることあるかしら?」と聞かれたので、
「私のかわりに英語で論文の残り書いてくれるか、
英語発音レッスンをかわりにやってくれたら超助かる」
と、モンスター娘さながらの返事をしたら、
「うーん、それはムリねぇさすがに。」
と、心から残念そうにしていました
よく人から、お父さんに英語手伝ってもらえてうらやましい
と言われますが、我が家にはそういった便利なシステムは
存在しないので、自力でやって、あとは論文校正の専門業者に
丸投げしてしまいます。
お金はすごくかかりますが、やってもらっている内容とスピード
から考えると、高いとは言えません。
本当にひどい「わし 飯 食う」みたいな英語を、それはそれは
論旨が明確でわかりやすく、賢い感じの文章にしてくれるのですから、
いつの日か菓子折りの一つも持ってお礼を言いにいきたいくらいの
勢いです。
こんなメチャクチャな生活は決しておススメしませんが、
どんな時もギリギリまであきらめずに、やろうと思った
ことをやり遂げるために大事なのは、とにかく「体力」
と「気力」です。
綾小路きみまろさんも、エッセイにそのようなことを書いて
おられました。
多分趣旨がちょっと違いますが。
きみまろさんは、世の中に出るまでだいぶ長い間苦労した
ようですが、体力と気力があったのでどうにか持ちこたえた
そうです。
何でこんなことを書いているかと言うと、「英語ができない」
と言っている人の中には、頭がたりないとか言語センス
がないとかではなくて、英語に触れる時間を捻出するため
に必要な気力や体力が備わっていない場合が多いと思うから
です。
忙しくても、本当に上達したいと思っている人、しなければ
ならない人は、どうにかこうにか時間をやりくりしています。
久々にブログを書いたかと思ったら、きみまろさんを
ダシにして説教くさい内容ですみませんねえ。
「なんか結果だせないな~」と思っているけど、
何をどうしたらいいかわからない人は、体力づくりから
着手してみてはいかがでしょうか。
これなら、誰でも簡単に始められますよ。
いつだって、どんな人だって、どんな状況だって、
何かできることはあるものなのです