ロマンス詐欺は、引っかかる人がゼロにならない限り絶滅は不可能ですね。
先日SNSアカウントに不明な人からいいね連発。
そしてメッセージ。「あなたは素晴らしい女性です。お友達になってください。」
もうここで勘付く。まぁそこは隠しといてw。
よろしく程度の挨拶を残して放置。
半日たたないうちに返事「なんで返事をすぐくれないのですか?」
一丁前に怒ってます。
忙しいのとここのメッセージはあまり開けないので。
と返事する。ここで脈ない、と思うと消えるのだけれど、今回はしぶとい。
「お忙しいのは承知です。(中略)お仕事は何をしているのですか?」
「プロフをみたら何をしているのかが分かりますよ。」
「分かりました。結婚してますか?子供はいますか?」
「それもプロフにあります。(無いけどw)」
「そうですか分かりました。私は。。。。(中略)私は横浜生まれロス育ちの整形外科です。」
この、「横浜生まれアメリカ主要都市育ち」「外科医」のキーワード。もう古臭い。
そして極めつけは「寡夫」。事故などで妻を失ない、10代の子供がいる。
そして、頼んでもいないのに子どもの写真を送り付けて来る。
安心させているつもりだろうが、甘やかし放題だろうな的チャビーな子どもを持ち、
サイコン相手を探してる、などは定番。そして、こぶ付きは最初から条件悪過ぎだろ。
私の古い友人で、やはり自分のアピールより勉強のできる息子自慢をし続けた事で
日本女性には受けが悪かった人がいる。(今は欧州国の美人と遠恋中)
日本女性は情が篤い、と言うことだけインプットしてる詐欺師もしくは相手募集中の欧米男性は
どこか勘違いをしている気が。
そもそも元妻の子供や義父母と率先して一緒に住みたい人なんかいない。
ふた開けたら騙されてた、と言うケースはあっても、そんな面倒な条件を飲むほどの何か特典がないと。
しかもSNS経由じゃ顔も略歴、その人の背後の事実も分からない。
私だって、SNSで相棒と知り合って結婚して「やっちまった!」と言うことはたくさんあるよ。
ましてや数日じゃあ、見抜けないよね。
4日間そんな感じでやり取りして今回気づいたこと。
・メッセージが明らかにAI仕様。饒舌でグーグル翻訳より難しい言葉を知っている感じだけれど、
文言に違和感。堅苦しい説明文章。
・返事をしないと、なんで?と拗ねる。(これで日本女性は優しいので返事を書かせなくなることを知っている。)
・住んでいるところが後であちこち変わる。ロス住み、と匂わせといて、あとになって仕事でイラクにいる、と言う。
・イラン駐在でLINE使用、しつこくアカウントを求めて来る。
・子供と同居と言いながら、今は子供は寄宿学校にいると後付け。
・イランの仕事は米国政府要請によるが、軍医では無く民間病院の医師。
・機密情報が多いのでプライベートなやり取りがしたいと言い出す。
・機密要請の多い仕事の割に、質問するとベラベラ答える。
結果、全部嘘だな、とブロックしました。
私は、結婚もしてますし、家庭に疑問もないわけでこの様な人が現れても
なんにも感じないので色々懐疑的になりますが、国際恋愛や結婚を求める、さらに
再婚希望者は奴らにとっては格好のカモ。
疑いなく彼らの言葉を前向きに考えてしまうと思います。
人を信じることは良いことなので、最初から疑問を持って付き合うのはどうか、と
思うのですが、関わりを重ねている間にチェックポイントをも受けて確認して見るのは良いかなと。
好きだけでは一緒に暮らせませんし、日々を重ねると彼らのアラや矛盾がでて来ますので見逃さないように。
私が忠告したいのはただ、イケメンやお金持ちに見える外国人との恋愛をネタにされ、しかも
日本人はもうそのお人よしと育成環境と心理を見抜かれ「チョロい」と思われている、
そこは忘れないようにした方がいいと思います。
顔出していても観光や短期滞在中限定で休日付き合って、と言う人も多い。
その場合、相手はその後のことを考えていないことが多いので、
友達ならいいけれど恋愛や深入りはしない方がいいです。
欧米人だからといっても、将来を決める結婚については慎重であるのはお互いさまなので。
また日本人は、そろそろ「誰にでも情を寄せて人助けをすることは 善行ではない」と目覚めてもいいかもしれない。
男女関係なく、寸借詐欺師に遭う人は良いことをした、と思って騙される。
困っている人を助けるにも、時間を持ってよく考えたり、自分の損得を考えた方がいいと思います。
特に恋愛については、結婚をして知らない国にいく可能性もあるわけで、
そこにどんなリスクがあるのかな、と調べて見るのも将来幸せに生きるためには必要かな、と思います。
それは相手が日本に住む日本人でも同じか。
とにかく、見ず知らずの男性が寄って来たら、少し警戒を。
そして相手はこっちの口を塞ぐように質問攻めにしますが、
「積極的なのね」「私を気に入ってくれたのね」ではなく、
最初はそれには詳しく答えず、それ以上に相手に質問をしてよく語らせると
相手の目的が早い段階で分かって良いかもしれません。
本日はこれまで。
ではでは。