生まれて初めての完全皆既日食の体験は、

本当に神秘的なショーでした。

 

テレビではほとんどのチャンネルで特集を組んでいて、

開始数時間前からどのように観ればいいか、

この1ヶ月ほど該当地域ではどのように準備をしてきたか

など話題集結でした。

 

一番話題だったのは、日食を見るためのメガネ。

 

もしかすると日本だったら、

銀行とか大手企業なんかが宣伝用に

無料で配るんではないか、というぐらい

とてもシンプルなものなんですが、

当日駆け込みの購入者が売り切れで買えなかったという話も。

 

とあるメガネ屋さんでは無料で配布すると聞いた人々が

長蛇の列で手に入れたとか。

 

もう開始30分前でも特番では、

「薬局行ってみてください、あるかも!」とか

おうちのパスタ用のお玉(小さい穴が空いている)を利用して

壁越しに見て、とかなんとか色々代用品なども紹介していました。

 

ちょうど我が家の周辺は町はずれで邪魔をする建物もない丘が多いので

人々が集まって楽しそうに雑談をして待っていました。


最初右下から月が現れて。。


加減の三日月のような太陽に



我が家では、私がうっかり「生まれて初めての観察」と漏らしたため、

相棒が私をリードしたがってうるさいうるさいw。

 

太陽が欠け始めたところから見始めましたが

「目が悪くなるから見続けるな!」

「床を見て目を休めろ!」

「完全日食が始まったら知らせるから部屋の中にいろ!」挙句は

なんのキャラになりすましているのかわかりませんが、

 

「ああ、きっと君の目は潰れて世紀の大イベントを見逃すことになるだろう」

 

とかもーうるさいので無視無視。

 

確かに見続けるとメガネ越しでも疲れますし、

紙製の簡易メガネはスルッと落ちることもあって、

その時にうっかり光源を見てしまうこともあったので

相棒の忠告もあながち嘘ではないのですが、

 

まあ、うるさい。

 

本人も大興奮の中観ているので

何か私に話しかけたかったのかもですがw。

 

そして小一時間のゆるゆるっと隠れ始めた太陽が完全に隠れたところで

スーッと静かに朧げな色の闇が。



この辺りから周囲が暗くなり。。


完全日食




そして月が右にずれ始めて再び光明が差しました



 

夜のように真っ暗ではないんですね。太陽の木漏れ日はあるので。

 

で、強い光の星(惑星らしい)がポツポツ見えてきた頃、

一瞬息を呑んでいた人々が感性や拍手をし始めました。

 

ワーワー!とみんなが感動していると間も無く

月が傾いて再び強い日光が差し始め、ショーは終了しました。

 

あっという間の1分半。

 

太陽が元の形を戻し始めたらもうみんな関心がないw。

外で見ていた人々も車に乗って帰ってしまいました。

 

私たちも部屋に入り、撮った写真や動画の処理をしてから

「鬼滅の刃」の映画鑑賞をして就寝しました。

 

今朝もXやインスタにはみなさんそれぞれの日食の写真を

アップされていました。

 

うちはもう自宅のベランダで色気も何もないのですが、

みなさんいい場所を確保されてとても素晴らしいロケーションの中で

撮影していました。

 

日本でも2030年に北海道で、2035年に本州圏で皆既日食が見られるそうです。

スペインは来年も見られるそうですが、また地域がマラガ、アンダルシアに

移り、我が家の地域は部分日食になるそうです。

 

部分日食もすごく綺麗で、バレンシアなどでは今回、

上弦の三日月のような形で留まった赤い太陽が

静かに沈んでいったそうです。

 

本当に不思議で息を呑む神秘的な経験でした。