日本だと、クリスマスが終わって仕事納めがあって、、と

年の始めになるまでに段階を踏むので、年が終わるのがこれから徐々に

遅くなるイメージがあります。

 

スペインに移住してからは、クリスマスが終わっても

3月のイースター(こちらではセマナサンタと言います)まで

数珠繋ぎで日々が過ぎるイメージなので、いつの間にか

大掃除やお正月のご馳走作りとかあれこれはしなくなりました。

 

大掃除は、水回り中心で暑い夏にやってます。

 

なぜか今のアパートは冬場に壁にカビが生えるので、

それだけ年末に退治するぐらいです。

 

クリスマスに相棒の実家に行き、年末に食べられるような缶詰とか

ハモンをもらってくるため、私たちが買うのは

大晦日のカウントダウンに食べるブドウとカヴァだけですw。

 

スペインでは、新年に向けて鐘が12回鳴るのですが、

その鐘に合わせてマスカット系のブドウを食べるのです。

 

うちでは、数年前から皮が剥かれタネがない缶詰のブドウを買ってズルをしています。

 

ぶどう食べ競争が終わると、

私がティラミスとかパンナコッタのようなちょっとしたスィーツを作り、

それをカタルーニャ名物の発泡酒カヴァと共に街の花火を眺めながら食べて寝ます。

 

巷ではこれからが大騒ぎか?

 

とずっと思っていました。

 

しかし、我が街は、元日は休みですが2日からは通常運転なので、

大晦日も時間延長はなく、お店やバルも通常営業らしいのです。

 

なので、街の中心で打ち上がる花火が終わる元日0時30分辺りには

皆うちに帰るようです。

 

健全!と思いきや、カウントダウンの前にみんな出来上がってたりしてるようですw。

 

さて、

 

今年2023年は、その前年の大晦日に

私は結構かっちりした年間予定を立てていました。

 

なのに、3月に母が逝去してから日本に滞在し色々イレギュラーな日々を送りました。

 

やることが多い割に慣れないことが多かったので、毎日時間が過ぎるのがとても遅かった気がしました。

そして、少しづつ実家や身の回りの手続きや整理をしていくうちに

 

あ、、こうして日本に基盤がなくなるんだなぁ。。

 

と思ったものでした。

 

そしてスペインに帰ってきてやっと自分のことができるかなぁ、

と思っていたら、その頃にやっと母がいなくなったことの事実に

心が揺さぶられてしまい、ぼーっとしてしまいました。

 

行動では、相棒一人で半年近く過ごしたアパートの大掃除とか、

アクセ作りとか、ブログ書いたりと時間が埋まっていたのですが、

心はどっか別のところにありました。

 

秋の終わりに徐々に感情と意識が結びつくようになってきました。

 

でも、妙なことに

 

すっごく一年が早く過ぎちゃった気がします。

 

無駄とは絶対思いませんが、こんなこともあるんだな、と思っています。

 

2024年は結婚、スペイン移住11年目。

新しいタームのような気がします。

どのように計画を立てようか、考えています。

 

計画通りにならなくても、運命に逆らわずに

穏やかにいられるといいなと思っています。

最近撮った夕暮れ。

洗濯物を取り込んだときにちょうどポケットにiPhoneがあってよかったです。