これがスペインだけなのかわからないのですが、
クリスマス前のディスカウント期間、題して「ブラックフライデー」は、スペインでも同時期に英語が話せない人々でもブルックフリダェーみたいな発音でお目当て目指して購入習慣があります。
しかし、私が嫁いだ10年前から密かにその価格の内訳が暴露され始めてきて、実のところこの機を逃すまい〜!ってほど人々の購買意欲はなさそうです。
そのトリックとは?🧐
ある年の晩夏、とあるスペインブランドのブーツを目にして、
こりゃ今年買わにゃいかんね
と息巻いたのでした。でもその時点では新作だったし、季節的に早いかなと思ったのでポチッとしませんでした。
あわよくば、クリスマスプレゼントにおねだりしちゃおうかな〜
とも思って😅
すると、そこから1ヶ月経った時に在庫の確認したら、私のサイズがなくなって、入荷待ち、となってました。
あ、まだ売るんだな、と思いそのままサイトを消したんです。で、数週間後に在庫確認したら新入荷とありました。
ところが!
デザインもサイトのレイアウトも変わらないのに
まだ新作扱いで、しかも値段が数%ほど上がっていたんです。
あれ?!
で、サイトをグルーっと見てみるとどの商品もしれーっと値段が微妙に上がってるように見える。
でもほんの数ドルなんで、見間違えてたかな程度なんです。
これがブラックフライデーの1ヶ月半前。
そして、ブラックフライデー週間にチェックをしたところ、お目当ての商品も15%引き。
うーんどうしようかなー、とおもった時に
相棒の弟が面白いビデオを送ってきました。
それは電化量販店のテレビコーナー。
ある大画面テレビにズームアップ。
貼り付けた値札をゆっくり剥がす手が写りました。
一枚めくると、ディスカウントされる前の価格が。
さらに2枚目をめくると。。。
今の価格が!!
どういうこと?
相棒に問うと、
そもそもブラックフライデーはスペインにはなくて、最近の行事。年明けにはすぐ安売りが始まるので、ここで根を下げたくないんだよ。だから、
こういう値段がわかりにくい大型品は、1ヶ月前に値を上げておいて、ブラックフライデーに戻しておく。
そうすれば、この時期を待っていたお客は必ず安いと思えば買う訳だから値引き率だけ見て買う。
でも価格は数ヶ月前と変わらない。下手すると型落ち品を原価で買うこともあるしね。
ガーン。。。まじか。。。
みんな大好き密林サイトなんかも、値引率さほど高くないですよね。
先日密林で購入した圧力釜、値引きしてるかな、と見たら、4L、9Lは35%割引。だけど、通常サイズの6-7Lは据え置き。
これも、ちゃんと見ないと間違えてポチッとしちゃうんですよね。
ここで日常品の買い溜めする人いるんですが、よくみると元が高い。これならスーパーの「3つで2つの値段」と変わらなかったり。
件のブーツは結局買わず、近所でほぼ変わらないデザインのものが安く売っていたので買ってしまったのでした。私足の形が左右違うので試着ないとね、と再確認。
でも、やはりクリスマス後のセールは気になってみたら、そのブーツ、一番最初に見た値段になってましたw。
在庫もまばらだったので、おそらくブラックフライデーで売り尽くしノルマを遂げてセールでは値段を下げずに売ることにしたんですね。もちろんちゃっかりブラックフライデー前の値段と比較してちょびっと下げたような様子で値段書いてましたけれど。😜
それからは、ブラックフライデーで必要なものが出ない限りは買わなくなりました。
いつ買ったって同じなんだと思えば、、ね。
クリスマスに向けた買い物はその後に。結構間際に駆け込みで購入。なぜなら、
私も相棒も物欲がないので。なんとか考えつくプレゼントも質素。
奮発するものと言ったらせいぜい帰省時に空港の免税店で買う香水ぐらい。
今年の帰省はバタバタ続きだったので免税めぐりもしなかったため、何か考えないと。。😟
おまけ
レジンで作ったピアス。棒状のものはサクッとはめられて人気なので作ってみました。