先日の地震から停電が続いているようですが、みなさんお身体、お気持ちしっかり、復旧まで頑張って凌いでください。部屋のお片付けが大変な方も、1日も早くもとに戻りますように。そして怪我をされた方、亡くなられた方のご家族には心よりお見舞い申し上げます。


今日は外食に行ったお話なので、このご時世、ちょっと、とお思いの皆様はお控えください。次回は別のテーマにいたしますので。。🙇‍♀️



 相棒が最終学年の試験と会議を終わらせ、今日は休みだったので、慰労も兼ねて近所のレストランへ行きました。


実は、この街に来てからずっとこのお店チェックしてたんです。評判が良く、なんと当時のピソの斜向かい!

でも、店内は8テーブル30席ほどでとても小さいのでいつも満席、コーヒー飲むだけでもテラスもいっぱいでなかなか敷居の高いお店だったのです。


そして、なぜか行ったことのない相棒が


こんなとこに名店があるわけない


と、いつも彼の学校近くのお店まで行ってました。そこもサービスがよく美味しいお店なんですけどね。いかんせん遠いので自動的に外食から遠くなってました。


そうしたら、ある日昔の同僚との飲み会でこのお店に行った相棒、一発でここのアラカルトに惚れてしまい、この度行くこととなりました。


最初は、相棒: ひよこ豆のピューレ白いのはアリオリ(ニンニク入りマヨネーズ、と言う感じ。)。私: タリアテッレ、キノコのクリームソース。キノコの香りが高くパスタも良い茹で加減で美味しかった〜。




2皿目。



相棒: アンガス牛のハンバーグ。ちょこっともらいましたが、牛肉の旨味が濃厚でした。久しぶりに美味しい牛肉食べたって気になりました😋私: (写真上)スペアリブ。ソースは、アルゼンチン風ステーキなどで使われるチミチュリソースっぽい感じでした。お肉がもう柔らかくて、程よく脂身があるのでソースいらないぐらい。これでアバラ2本分で、アッツアツで出てきて、ナイフで捌いてたのですがやはり骨が邪魔なので、表面をナイフで削ぎ切りしながら冷まして、最後は手でかぶりついちゃいました。骨だけになったお皿を見てお店の人私の顔二度見してったw。


スペアリブは、とにかく食べにくいです。でも、魚も肉も、骨の周りに旨味があるので、そこ逃しちゃうと火に当たってボソボソの部分しか食べないことになっちゃう。

中はしっかり熱で蒸されて肉もジューシーなので、行儀悪くても、最後は手で食べるのが個人的にはおすすめです。絶対マナーではダメだし、これデートでやったらドン引きされるでしょうけれどw。


後ろの席ではお2人このスペアリブ召し上がったましたが、やはり表面を削いだきり、たくさん残されてました。ナイフとフォークだけじゃ無理ですもんね。


私がもう無言でカニを食べるかの如くスペアリブに格闘しているのを相棒が大爆笑で見ていました🤣 2本の骨だけが残ったお皿を見て


化石のサンプルか?


とこれまた2人で大笑い。





デザートとコーヒーで締めました。

相棒は、ヨーグルトのムース、フェタチーズと胡桃入り。私は、ブラウニーとコーヒーのアイス。


フェタチーズって普通白いですよね。ムースは口溶けが良くてメレンゲのようだったそうです。


ブラウニーは安定の少し乾燥気味のケーキでしたが、この街じゃ滅多に見ないコーヒーのアイスに惹かれました。中にコーヒー味の豆型クッキーが忍ばせてありました。チョコソースはいらないなーw。


これでハウスワイン、お水1本づつ、パン(酵母の強い匂いがなく中柔らかくて美味しかった!)、コーヒー込みで


おふたり36ユーロ。田舎ならではのお値段でしょうか。


この物価上昇で今後メニューがこの価格で保てるのかなと余計なお世話ですが心配になりました。何せ、食べてても、ブラウニー以外wは、この不便な山の中の街でいい素材選んでるなーって感じたので。


素朴なガストロノミアですが、味はすごく良かったです。どれも濃すぎず、量も多すぎずちょうどよかったです。


今度は、アラカルトに挑戦しようよ!と相棒。というのは、単品にはちょっと和食を意識したものがいくつかあるのです。私に食べさせて反応を見たいようですw。


あー、食べてからも体が動けるメニューは珍しいよ。僕らはもうたくさんは食べられない年齢だからねー!


という相棒の横で、スペアリブを根こそぎ食べた報いに動けなくなっている私でした。


でも満足満足😊