小室圭・真子ご夫婦の会見。日本ではどのように報道されたのでしょうか。

私の知ってる限りスペインのニュースでは話題皆無ですが、

こちらで人気のセレブ雑誌には後に写真が載るのかなぁ、と思ったりします。

 

個人的に昨日の短い会見を見て

 

ええ?

 

と思ったことがあります。

 

以前ブログで「やめとけ、眞子さま」と解いて来た私でしたが、今は、

入籍の段にたどり着いたならもう反対はしないぞ、というスタンスです。

 

私も親に内緒で結婚をしましたし、そこには周囲の反対があったので、

そこまでの決意は尊重します。

 

ただ、会見の内容についてちょっとそれは違うんじゃ?と

言う部分がありました。

 

これを書くにあたって、会見動画を数回繰り返し聞きました。

また、NHKによる全文紹介を読み直しました。

 

そこでまず感じるのは、

 

理解してくれ支えてくれた方々に感謝します。

 

というお二人のお礼の言葉が一定間隔で述べられている、

でもその反語として前後には、言われのない誤解や批判、

誹謗中傷の事実に悲しくなった、というご意見が付随していること。

 

真子さんのご結婚は国民のほとんどが関心を寄せ、

期待や理解を示していました。なので、婚約会見では、

みんながいい人を見つけたのね、と手放しに喜んだのです。

 

今だってみんなが祝福の意を感じているはずです。

国民のほとんどが、です。

 

今でも圭氏のご家族にまつわる数々の問題が報道され、

解決されぬままなので、疑問や否定が心に残る人々でさえも、

入籍を遂げたことには祝辞を贈る心持ちだと思います。

 

しかし、誹謗中傷を受け、結婚を反対されたことを

この場で述べられ、理解してくれた、支えてくれた人だけに

感謝を述べます的な文言はどうも納得がいかないのです。

 

なぜ結婚に国民の一部が難色を示したのか。。。

 

それは、個人的な事柄、事件であれ、

負の問題がいくつも現れる家庭、それを引き起こす家族

に嫁ぐことの苦労を一般の人間たちはよく知っているからです。

 

普通に暮らしていると、何もかも自分でやらねばならず、

望まないことや欲しいものが得られないことがたくさんあります。

 

そして、それを我慢して絶え働いても死ぬまで

満足できない生活を変えられない人々もいっぱいいます。

 

その事実を一般の国民はよく知っているのです。

 

特に女性は男性の行い、その家族によって

人生をすっかり変えさせられてきた歴史があります。

 

蝶よ花よと育てられたのに、嫁いだ途端に常識も考え方も違う、

なんで?と言う事態に放り込まれ、

孤独の中で悩み苦しむ日々を送る人もいます。

 

それらはドラマや小説だけの世界ではないのです。

 

だからこそ、

 

日本で最高血統とされる皇室家庭で育った眞子さまには、

そう言うご苦労や後ろ指を刺されるようなお相手、家族とは

関わって欲しくなかったのです。

 

最初は圭氏のお母様とお付き合いしていた男性との金銭トラブルでした。

400万円ほどの貸借がある、と告発を受け、しかし当初は

圭氏とお母さんはもらったものだから返さない、と譲らなかった。

 

人が相当金額を他人に譲渡する、と言うことは、

それなりの関わり、約束を信じたからこそです。

 

信頼や愛情という、判のない担保によっての譲渡です。

お金を提供する方は、長年働いた対価を譲るのです、

それなりに相手への望みは強くなるのは当然なのです。

 

しかし、普通に別れた男女の金銭トラブルなら、

人生の勉強料だ、諦めろ、と人は言います。

 

しかしこのケースではそうはならなかった。

 

そして、なんらか別の問題があるのでは、と

調べ始めた人々がいるのです。

 

なぜ調べるのか、

 

それは皇室の気品、存続、そして皇室への尊重をやまない

国民のプライドがあったからです。

 

一般の結婚でも、嫁ぐ相手や家族をしっかり調べることは稀ではありません。

そして何か不都合があれば、その結婚は破棄されることもあります。

 

それは将来において、まずは夫婦になる二人の幸せを望むため、

そしてこれから関わり合っていく上で問題のある家族と

家族関係を築くことに懸念を感じるからです。

 

反対されたお二人にとっては、否定は全て嘘、事実無根、と

信じたいのでしょう。よくわかります。

 

なので、婚約の儀はおろか、ここまで結婚が延ばされたこと、

皇室一族が通らなくてはいけない儀式や通例は全て行われない、

支度金も受け取らない、と言う決意をされたのでしょう。

 

しかし、それは国民の目からも非常にイレギュラーであり

一部の人々にとっては納得し得ない例でした。

 

そして、なぜそうしなくては小室氏と結婚できなかったのか、

というところに誰もが着目したのです。

 

それによって巻き起こった否定論や反対派のコメントは

必ずしも全てが誹謗中傷ではありません。

 

そこはご結婚の前に真子さん自身がご自分の身分を理解し、

しっかり国民の望みを理解していたら、お分かりになったのではないか、

と思います。

 

皇族、しかも天皇に非常に近い血族であれば、制約も多く、

もっと羽を伸ばして生きてみたい、

 

他の国王妃のように自由に物事を決めたい、

働きに行ったり、友達と自由に旅行をしたい、

そんなご希望や夢があったと思います。

 

ご両親も大学時代からの恋愛を成し遂げた。その事実は

理想の結婚の形として語られたのでしょう。

 

ならばこそ、国民の一人としては、正式な儀礼を施され

国民の疑念抜きで、祝福されご結婚を成し遂げていただきたかった、

 

そして、

 

お二人を貶めよう、不幸にしてやれ、と思ってご結婚に反対した人は

これまでに誰一人いない、と言うことを理解していただきたかった、

と思うのです。

 

誤解はあるかもしれないけれど、真の正誤は今後審議されることでしょう。

誰でもなく、お二人が過ごす「時」がその審判を下すんだと思います。

 

その時に、お二人が現在同様、手をしっかり携えて

仲睦まじくお暮らしになるよう、心から願っています。