その日は突然訪れる

君の話はニュースで知った

昔はよく遊んだね

塾にも一緒に通ったね

今は楽しかった思い出は思い出す事は出来ないけど、君の事はちゃんと覚えてるよ

高校が違って会うことも少なくなったよね

あの時は何も考えずにいた

まだ子供だったんだ

だから君の事を忘れかけてた

ある時、ニュースを観たんだ

いつもは観なかったニュースをなぜか観ていた

それは、水難事故のニュースだった

子供が溺れ、それを助けようとした高校生が死んだって…

テレビには君の名前が出てた

目を疑った…

でも、君ならあり得る話だとすぐに理解した

優しかったもんな

俺は君が好きやった

男が男を好きいうのはおかしいな(笑)

憧れかな?

う~ん、何やろ?

とにかく君みたいな人間になりたかった

そんな君が死んだ

家まで行ってみたんだよ。

そしたら喪服の人がたくさんいた

そこで初めて現実を知り涙が溢れだした

それ以上、先には進めなかった

子供ながらに受け止めたくなかったんだろうね

あれから何年経つかなぁ

人は存在が無くなれば忘れさられていく

仕方のないことかもしれない

だけど、淋しいよね?

だから俺は君を忘れない

君の名前もあだ名も忘れない

友達だったことも…