長座位体前屈と立位体前屈の違いは? | トレーナー情報発信マガジンめんてなラボ

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こんにちは、めんてなの倉持です。

 

昨日のブログが思いのほか、たくさんの方に見られていたようで

びっくりしています。

 

「前屈の制限因子はどこにある?」

https://ameblo.jp/mentena/entry-12574009015.html

 

 

 

 

前屈ができるようになるには、

太ももの裏や腰回りだけではなく

ふくらはぎや膝裏も伸ばしましょう

というお話しでした。

 

で、ここで前屈の測定方法を振り返ってみると

二種類あることに気づくはずです。

 

それが、

 

長座位で行う前屈と立位で行う前屈。

 

 

 

一見、違いはなさそうに見えますが、

一つ決定的な違いがあります。

 

それがどこかわかりますか?

 

 

 

足首ですね。

 

足裏が地面についているかどうかで、

ふくらはぎの影響度合いが大きく変わってきます。

 

立位で行う場合にはふくらはぎや膝裏の硬さが影響するものの

長座位で行う時は足首がフリーになるので、

ふくらはぎの影響はあまりありません。

 

 

 

ということは、、、

 

どの部分が硬いのかを見極めておかないと、

どのストレッチが有効かを見逃してしまうというわけです。

 

長座位の前屈を伸ばしたければ(その瞬間だけでも)

足首を緩めておくのがいいですし、

 

立位の前屈を伸ばしたければ(その瞬間だけでも、、)

ふくらはぎのストレッチをしておくといい

 

という結論になります。

 

 

 

逆にいうと、

 

いつも足首を伸ばして長座位体前屈をしている人は

膝裏が伸びにくい傾向にあるので、

足首を90°にすると膝裏めっちゃ伸びますよ。

 

という話しでもあります。

 

 

 

たかがストレッチだけど、されどストレッチ。

 

トレーニングと一緒で、

ストレッチもその人に合ったフォームを

処方することが大切です。

 

 

 

世間的に正しいフォームと言われているものも、

個人差を理解しておかないと間違ってしまいます。

 

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