めんてなの尾野です
昨日は江戸川区の瑞江小学校にて、江戸川スポーツ医学研究会主催で行われた野球ひじ検診に、ボランティアスタッフとして参加してきました
この取り組みは、江戸川区学童野球連盟に協力いただき、昨年からスタートしたそうで、昨年は約180名の選手が参加。
今年はなんと約2.6倍の約470名が参加したそうです
昨年の様子はこちら↓↓
東京新聞(東京中日スポーツ)にも取り上げられております!
この検診の目的は、「OCD(離断性骨軟骨炎)の早期発見」
OCDは早期発見が出来れば治癒しますが、初期症状では痛みが発生することも少なく、どうにも痛くて野球が出来ないとなって病院に行った時には手遅れであることが非常に多いそうです。
そうなるともう手術をするしか手段はなく、しばらく野球が出来なくなるだけではなく、元のように全力でプレー出来なくなってしまう可能性もあります。
「少しでも長く、大好きな野球が出来る身体づくりを!!」というドクターやPT、トレーナー達の気持ちが込められているように感じました!!
内容としては、エコー検査によるOCDの検査、フィジカルチェック、手の大きさやボールの握り方のチェックなど、全部で5ブースに分かれて行いました。
私はフィジカルチェックの中の6項目を担当しましたが、中でもエコー検査にてOCDが発覚した後の選手を診る機会があり、非常に勉強になりました。
少し専門的な話をすると、その選手は回内・回外共に制限が出ており、腕橈関節(肘の外側の関節)のソフトスポットと呼ばれる部分の組織が硬くなっており、橈骨頭の方には圧痛はないものの、上腕骨小頭の方に圧痛が出ておりました。
その後にストレッチ・トレーニング講習、最後に投球のためのちょっとしたポイントのアドバイスを行いました
私自身、肩・肘に関してはこれからもっともっと勉強しなければならないと思います!!
そして1人でも多くの選手が長くスポーツを楽しんでくれることを願います
尾野
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