これからはIQではなく、EQが大事? | 関西で愛される家庭教師「家庭教師のありがとう」

日本メディカル心理セラピー協会のマインドフルネスセラピストです。「喜怒哀楽」とは文字通り「喜び・怒り・悲しみ・楽しみ」の人間が持っている感情を現す言葉ですよね。「喜怒哀楽が激しい人」とは感情が表に出やすくコロコロと変わる人で、反対に「喜怒哀楽がない人」は感情を表に出さないポーカーフェイスな人です。人間は様々な感情を持っていますが喜怒哀楽が激しい人ほど人間らしいと言われるのはなぜなのでしょうか?

 

 

人間らしさとは

小さい子供や赤ちゃんは感情表現が豊かですよね。喜びや楽しさを笑顔や仕草で表し、怒りや悲しみも体を使って精一杯表現します。

成長するにしたがって理性が働くようになり、感情をセーブしコントロールするようになります。

「喜怒哀楽が激しい」という言葉がしばしば「子供っぽい、幼い人」と捉えられるのはこれが理由だと言えるでしょう。

 

確かに人は大人になると理性によって感情を抑制する場面が増えます。

怒りのままに感情をぶつけたり、人目もはばからず泣き出したりしたら周囲を驚かせ、迷惑をかけてしまいますからね。

 

ですが、この喜怒哀楽の感情こそが人間だけの持つ豊かな感情で人間らしさなのではないでしょうか。

 

人間とAI(人工知能)の違いは?と聞かれたら多くの人が「感情の有無」と答えるでしょう。

感情に左右させず合理性や効率を優先して行動する人をロボットみたいな人だと思うでしょう。

 

「喜怒哀楽が激しい人」は自分の感情を素直に受け取り表現するとても人間らしい人なのです。

 

 

喜怒哀楽を表現すること

「喜怒哀楽が激しい人」は人間らしいと述べましたが、「喜怒哀楽がない人」にだってもちろん感情はあります。

同じくらい怒っていても、同じぐらい喜んでいても感情を表に出すか出さないかで周りからの印象が違うのはもちろん、自分自身に与える影響も違ってきます。

 

感情表現が豊かな人は相手に自分の感情が伝わりやすく人間関係も構築しやすくなります。

何を考えているか分からない人にはなかなか近寄りにくいですからね。

さらに、喜怒哀楽の感情を内に溜め込まずに外に向けて発散することで精神が安定する効果もあるんですよ。

感情を押し殺さず素直に表すとメリットがたくさんあるんです。

 

今のあなたは「喜怒哀楽が激しい人」「喜怒哀楽がない人」どちらに近いですか?

もし感情を出せていないなと感じていたら、気持ちを言葉で呟くことから始めてください。「嬉しい」「楽しい」「悲しい」言葉にしてみるだけで自然と仕草や表情も豊かになってきますよ。