いよいよ始まりますね、ワールドカップサッカー
今大会は日本の裏側ブラジル開催ということもあり、時差の関係から仕事時間と試合が重なるのが悲しいところです。


下馬評では、日本が属するグループグループはコロンビア、ギリシャ、コートジボアールと、
比較的戦力の拮抗した対戦国で、
どこが勝ちぬけても不思議ではないようです


さて、この楽観も絶望もできない状況。なかなかやっかいですね


あなたならこの状況で心穏やかでいられますか?



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前回の南アフリカW杯を振り返ってみましょう。

ぱっと思い起こされるのは
本田選手の大車輪の活躍と、ベスト16ぴかぴか(新しい)
真夜中の日本中が盛り上がりひとつになった記録にも記憶にも残る大会でしたグッド(上向き矢印)


いいイメージですね。


ところがもう少し記憶をたどると、
直前の壮行試合、東アジアカップ、強化試合でことごとく敗戦を重ね
W杯直前なのに「岡田監督解任論」まで取り上げられるほどチーム状態は最悪でした


予選全敗も想像にたやすい、『絶望的』な空気が蔓延していましたよね


その空気を変えたのが本田選手のゴールカメルーン選の勝利
一気に流れが変わりました
そしてその勢いはオランダ戦の敗戦でも衰えずにグループリーグ突破へつながったのでした。



思い出すだけで気持ちが上がってきませんか?


それは“イメージの力”です。
イメージすることはメンタルに強く影響するのです


そしてそのイメージの力は、『レッテル』によって増幅されます「レッテルの魔力」 も参照ください)


どういうことでしょう?それは
カメルーン戦のゴールが本田選手だったから、あれだけの勢いが生まれたということです


本田選手はいわゆる“ビッグマウス”であり、強気の言葉を発することでイメージの植え付け(=レッテル)を作っていますひらめき
(それは自己暗示でもあり、イメージトレーニングの一種でもありますね)


メディアでも多く取り上げられ、きっと多くの日本人が「本田はゴールを決める選手」という『レッテル』を張っていたことでしょう。
その本田選手のゴールを観ること、それは
イメージしていたことが現実に起こる『イメージの具現化』であり、強い“成功体験”を感じさせてくれます
イメージするだけよりも影響力は絶大ですよね



そして成功体験が自信を生み出すことはもうご存じでしょう。

(もちろん要因はそれだけではありませんが、)その自信がベスト16へとつながった大会でした。

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では、ブラジルW杯を控えた今のイメージはいかがですか?
優勝?16強?予選敗退?


イメージがメンタルを左右することを考えるとそれぞれ意味が出てきそうですね


優勝;強くイメージすることは自己暗示による高いパフォーマンスにつながる。ただし、イメージと現実が一致しないと焦りとマイナスイメージによる不調を呼ぶ諸刃の剣
16強;ノルマとみなされ、ここがメンタルの分かれ目。ここへ到達できるイメージが持てればプレッシャーから解放され実力を発揮できる。
予選敗退;タブーであり、言葉にできないため余計に意識されるこのイメージに浸食されない選手がどれだけいるかが予選突破に極めて重要。


どのイメージが強く心にあるか。
動のスポーツであるサッカーは、野球やゴルフの静のスポーツに比べてメンタルの影響は少ない方かと思われます。
それでも国を背負って闘うことは並々ならない重圧でしょう


代表選手にメンタルの弱い選手はいない。
そう願いたいですが、代表の中での強い弱いはありますよね。
誰がどういったイメージを持っているかに注目してみるとその選手の調子もみえてきそうですね


次回は“メンタル面のキーマン”に注目して書いてみようと考えています。


OKラインという考え方は参考になりましたでしょうか。
私自身も、そういった考え方を取り入れることで、強いプレッシャーを感じた時に押しつぶされずに乗り切れた経験があります手(チョキ)


プレッシャーを跳ね除ける!ではなく、“いなす”という選択肢ですね。


そしてこう一言一句にまとめられたのが素晴らしいなあと感じました。



さて、感心しているばかりでなく、今回はこの記事から私が感じたことをもうひとつお伝えしますねひらめき


それは“レッテル”の魔力です


横峰さくら選手が無意識に感じていたギャラリーの期待。そこには
「横峰選手は力強いショットが魅力」
「賞金女王だから今日も最高のプレーを魅せてくれる」

といった“レッテル”が潜んでいます


ここでいうレッテルとは『その人にまつわるイメージ』ですね。
だれが言い出したのかは定かじゃないですが(おそらく解説者を通じてメディアが発信したのでしょう)、
多くの人がいつの間にかそういったイメージを持っていますよねゴルフ


彼女の人となりは知らなくても、イメージが出来上がっていることでしょう。


そして“レッテル”の魔力とは、それが当人の行動を支配してしまうということ
実際、横峰選手は“ファンが期待するイメージ=レッテル”を理想として、目標を下げることができずにいました



私自身にも、“獣医さん”というレッテルがあって、
そのイメージに誘導されている部分があること、そのイメージを裏切れないこと、を自覚しています


あなたはどうですか?
“レッテル”に行動を縛られていると思い当たることありませんか?



あなたを縛るまわりのレッテル、剥がすにはメンタルノートが有用です。

つづきは→コチラ

更新が遅くなりました、続きを楽しみにお待ちいただいたみなさまありがとうございます


さて、プロゴルファー横峰さくら選手が不調を脱したメンタルトレーニング法のお話のつづきです。
前回の① もぜひ読んでみてください)


横峰選手が不調時に「ギャラリーを見ない」行動に気づいたトレーナーさんは、
「『ギャラリーを見る』ことを意識させる」
方法で、精神的余裕を取り戻させようと試みました


この方法では、「ギャラリーを見ていない」事を当人が気づくことで、
余裕がない。つまり、リラックス出来ていない、堅くなっている。
ことを客観視することができるということですね。
(ちなみにメンタルノート も、この客観視を身につけるための方法です


そして、もう一つの方法。“OKライン”の登場です。具体的には、
OKラインを下げること
その意義は、「理想(目標)を低く設定するこどで、成功体験を得る」というものです


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前回の冒頭に書いたように、
トップアスリート達は、高い目標を設定し、それを超えることをモチベーションにしている職業であり、
そしてそうあるべきものと思われ、あるいは実際に要求されている状況にあります。


好調時は、そういった要求を超えていく“成功体験”は快感であり、自信(=自己肯定感)を深める原動力でしょう
ファンも増えるし、自分が世界中から認められる喜びは計り知れませんよね。


では不調時は? …言わずもがなですね


こういう風に書いたら、
だったら目標を低くすればいい
ということは簡単に思いつきそうですが、現実はなかなか簡単ではありません


なぜなら、理想(目標)を下げることはとても勇気がいることだから。


バカボンのパパのように、「これでいいのだと言える人があなたの周りにどのくらいいるでしょうか?


実際、横峰選手も「好調時の自分」と同じ目標設定をつづけていました。
不調時は当然、それをクリアできないため“成功体験”は得られませんし、自信は喪失していく一方です。


でも目標は下げられない。「ファンの期待に応えなきゃいけないから」


気づかれましたか?


この「~のために」という考え方が、理想を下げられない大きな理由でもあるのです
(横峰選手の「ギャラリーを見ない」行動は、本心ではそこから逃れたい無意識の行動と考えられます)


こういった考え方は、「自己肯定感」よりも「他者による評価」が上回っている場合によく現れるのですが、
「自己肯定感」が下がっている人にそれを矯正させることはできません
(これについてはまた改めて書きますね。)



そこでトレーナーさんが実践した方法は、
“OKライン”という比較的ライトな言葉を用いることで『理想』というフレームを変える。

“OKライン”は今の調子で達成できるところに設定する。

“OKライン”を達成した時には徹底的にほめる。
ことでしたひらめき


そうすることで、横峰選手の自信(=自己肯定感)を取り戻させていくグッド(上向き矢印)
はじめは“OKライン”に抵抗気味であった彼女も、成功体験を感じることで徐々にそれを受け入れ、
結果好調を取り戻せたそうです


そして後に、トレーナーさんは横峰選手の旦那となるというおまけ(というのは失礼ですが)も付きました
“OKライン”のポイントは③だということです。
「自分を肯定してくれる人に好意を抱く」ことは当然の成り行きでしょうね


これでいいのだ(笑)