こんにちは、しゅんすけてす。


今日は 全てを知る者 というお話です。








全てを知る者…

そんな万能?千里眼?のようなものを持つといえば

一般的には

神様か、仏様か

何かそういった大いなる存在?

を思う人もいるかもしれません。




ですが…

人間しゅんすけさん的に言えば

そんな信仰?経典?書物?物語?スピリチュアル?に出てきそうな曖昧な存在ではなくても

よくよく現実的に考えていけば

自分 = 全てを知る者

だということがわかってきます。








例えば、あなたの周りであなたの事を一番わかってくれていそうな人を思い浮かべてみてください。



人によって様々でしょうが…

母親だったり、彼氏彼女だったり

親友だったり、恩師だったり

何かしらの人物が思い浮かぶかもしれません。




けれども…

そうした人達がわかるのは、あなたの現実的な行動や表現が伴ったものだけです。




例えば

あなたが泣いたりしたら、あなたの泣いてることを彼らはわかります。

あなたが笑ったりしたら、あなたの笑っていることを彼らはわかります。




けれども、頭の中や、心の中まではわかりません。




もし、気持ちを伝えたいならば言葉が必要です。


あなたが「ムカつく」と言ったら、あなたがムカついてることはわかります。

あなたが「嬉しい」と言ったら、あなたが喜んでいることはわかります。



言葉や行動にして表現しなければ、考えたこと、感じたことまではわからないのです。



まとめると、他者がわかるのは、現実的な行為でしかなく、あなたの内面で起こっていることは推測でしかないのです。








人の内面というのは、本人が

言ったり、行動しなくては、わかりようがないのですが…

言わなくても、行動しなくても、わかってほしい…

そんな願いが生まれることがあります。





言うことで傷つくことを恐れたり

行動することで失敗することを恐れたり…

そんな時に、人は、言わなくても、行動しなくても

私の気持ちをわかってほしい…

と思ったりするものです。




それは

依存的な言動につながり

わかってもらえたという勘違いが生まれて

またわかってもらえるかな… 

といった不安や期待が入り交じりの

表面的で、中身のない人間関係となり

わかってもらえないことが怖くなり

大切なことは何も言えない…

孤独感や寂しさが増えていくことになるでしょう。




それは、自分の恐怖と臆病から来るのです。




そんな殻の中に籠った世界から飛び出すには、自分の勇気が突破口になります。









具体的に書いていきましょう。



言うことで傷つくことを恐れたり

行動することで失敗することを恐れたり…

そういった恐れは他者には知りようもありません。




親しい人であっても、身近な人であっても

どんな恐怖で、どれほど高い壁となっているのか

わかりようもないのです。




例えるなら、お腹の痛み、みたいなものです。

痛いと言うまでは、他者にはわかりようもない。



ですが、お腹の痛みは、自分だけはよくわかります。




それと同じように

言うことで傷つくことを恐れたり

行動することで失敗することを恐れたり

していることは

自分自身がよくわかっているのです。




だから、まずは

私は怖いんだ

ということをわかってあげてください。




恐怖や臆病に対する接し方は、お化け屋敷を参考にしてみるといいかもしれません。



暗闇で怖いからと逃げ回れば余計に怖くなります。

暗闇でも、黙っていれば、目が慣れてきて怖さが和らいでくるでしょう?




それと同じように

私は怖いんだな

言うことで傷つくことを恐れてるんだな

行動することで失敗することを恐れてるんだな

と黙って見てあげてください。



だんだんと目が慣れて、和らいできます。








恐怖が和らいでくると、不思議なことに勇気が湧いてきます。



言うことで傷つくことを恐いけど、言ってみよう

行動することで失敗することを恐いけど、やってみよう…


そんな勇気が湧いてくるのです。



この段階までくれば、あなたは殻の中に籠った世界から飛び出していけるようになります。



人生は、こうした連続で広がっていくし、充実していくのです。








考えたこと、感じたことを宇宙で一番最初に目撃するのは自分自身です。



多くの人は

起こったこと、ありのままを見たり、聞いたりしてるのではなく

自分の信じたいことを見たり、聞いたりしています。




何を見たり、聞いたりしているしているのか?

何を考えたり、感じたりしているの?

には、自分の信念や好みがシッカリ反映されているのです。



そのシグナルを一番最初に知るのは自分です。


どんな細かく、儚いシグナルであっても、余すことなく、知ってるのは自分なのです。



ずっと…

生まれた時から、自分を目撃し続けてきているのは、自分自身。



だから、自分の一番の理解者は自分なんです。








言い換えるならば

自分の世界の神様、仏様は、自分自身

なんです。



生まれてから、今まで

自分の営み全てを知っている者…



醜い自分も、卑しい自分も

誇らしい自分も、美しい自分も

黒も、白も

全てを分け隔てなく、見続けてくれているのは

自分自身という神様、仏様なんです。











今日の話はここまでにしたいと思います。


読んでいただきありがとうございました。





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