こんにちは!井上ききです。
子どもたちが長い春休みに飽き飽きしてるころかな?我が家の男の子たち(高1と中1)は、インドア派なので、みごとに適応中。
みごとにずっと家でスマホ。ときどきパソコン。ごく稀に宿題(笑)
「子どもがスマホばかり観てると、イライラする」とか、「のんきに休講を喜んでる姿を見ると腹が立つ」と話すクライアントさん多いです。
このイライラや腹立たしさというのは、実は「恐れ」から来るの。お母さんが子どもの未来に対して不安になってるってこと。
例えば、休講が明けて学校に行ったら、みんなすごく秀才になっちゃってて、我が子だけ遅れてしまったらどうしよう、とか。
みんな何か、たとえばサッカーとかがめっちゃ上手になってて急にイナズマイレブンみたいになってたらどうしようとか。
ここら辺がザワザワしまくってるんだろうと思う。妄想がね、上手でこまっちゃうよね。
この「恐れ」が原因で、休講をのんびり満喫中の子どもに「アレしなさい、コレしなさい」「スマホ以外にも何かしなさい」とか言って、しまいには「塾に行きなさい」なんて本末転倒なことまで言い出してしまうわけ。
そんな親の不安は確実に子どもに伝わってしまう。そして、子どもは「何もしないで過ごす自分は価値がないんだ」「ただ休んでいる自分は存在してはいけないんだ」というメッセージを受け取っていく。
このメッセージを受け取った子どもは、将来、休むことが苦手な大人になる可能性が高い。
よく働くけれど、のんびりするのが苦手で、長期の連休になるとソワソワしちゃって何したらいいのかわからない。だから、ゴソゴソして休みを過ごしてしまう。なんだか家にいると落ち着かない。居場所がない・・・
そんな大人を知りませんか?
「あ、わたしだ!」って思った方もいるかもしれないけど、少し前のわたしもそうだったの。
誰かの期待に応えなくちゃって常にソワソワして。何ヶ月も休みなく働いて、スケジュールがあいてると返って不安でね。
頑張ったらそれなりに成果がでるから幸せを感じるんだけど、それを実感するのもつかの間、すぐに次のミッションへ。次はどんな期待に応えればいいのか探し始めてしまう。
こんな生き方をしている人は少なくないのよ。
いま、私たちは成長しない自分、何も成果を作らない自分にもOKを出すトレーニングの時間をもらったのかもしれない。
これ、今朝の中日新聞の一面の記事なんだけど、子どもたちの長い春休みはまだまだ続きそうだよ。
わざわざ子どもたちに休むことへの罪悪感を植え付けることはない。
そのためには私たち(親)がしっかり自分の恐れや不安と向き合わなくちゃ。
向き合うっていうのは、紙とペンは必須。頭の中で考えてるだけじゃ、ぜったいに自分のココロとは向き合えないよ。
自分のザワザワやもやもやには必ず否定的で批判的で、あるいは完璧主義的な言葉がくっついてる。すべての問題は、ちゃんと私たちの心の中に、言語で書き込まれています。
それをアウトプットして初めて向き合ってると言える。
【笑み育ワークシート】は恐れや不安や悲しみと向き合うために生まれた完全なるワークシートです。
【笑み育ワークシート体験会】で向き合い方を学んでね。zoomでやるよ。
まもなく締め切りだよ~!