前回、『恒常性維持機能』の話をしました。
今回の記事では、これについて
もう少し深く書いていきたいと思います。
恒常性維持機能は、
『変わることを無くし、一定でいるようにする』
というものです。
この、人間は一定でいる、変化を無くすということで
体温を一定の温度に維持できたり、
何かつらい作業でも、最終的には慣れが来たりと
生きていくうえで、有用な機能なのですが
人には、『快楽』に流される。
という傾向があります
前回の自分の例を挙げれば、
何か自分を変えたいと思っていても
『一日中寝てしまったり』『ずっとゲームしたり』
と、楽な方楽な方へ流されてしまっていました。
『自分は変わりたいけど
どうすればいいかわからない…』
『ゲームしてひたすら現実逃避しよう…』
そんな感じで、
気が付いたら一年近い時が流れていました。
そのために何かを始めるのではなく、
まずは『辞める』ところから始めるんだ!!
という記事だったのですが、
あなたが自分の生活を辞めて、少しずつ好きなことをやり始めて
何かを始めようかな?
と思ったときに役立つことを書きたいと思います。
この話をする前に、またもう一つ、
心理学の用語の話をします。
それは、
『人には無意識の内に
自分が心地よい場所にいたい』
という
『コンフォートゾーン』
という概念についてです
これは、飲み屋とかに行ってみればわかるのですが
殆どの人が
『似たもの同士』
でお酒を飲んでいます。
『学生』であれば、『学生同士』、
『社会人』であれば『社会人同士』
『奥さん』であれば『奥さん同士』
…といった具合に
『人は無意識の内に、
自分の心地良い環境』
これをそろえてしまうのです。
これは前回の恒常性維持機能、
コンフォートゾーンにいようとする
これらの人間の根本的な感情から
これを逃れることはほぼ不可能です
相当意志が強い人ならこれは別ですが
世の中の大半の人間が自分の
『心地よい空間にいる』
という選択をしている以上、
何も考えないで行動していたら、
何かを変わろうとしても、
元の状態に引き戻されてしまいます。
『じゃあどうすればいいの?』
『逆に、変わっていける人は何をしているの?』
きっとあなたは、こういう疑問を抱いているはずです。
それを、
自分の例をもとに話していきたいと思います。
自分は、今までの記事で書いてきたように
気が付くと何時間でも寝てしまう人間でした。
14時間毎日つらい現実から逃げるとはいえ、
我ながら本当に
『睡眠欲』が強すぎたなぁと自分でも思います。
一番つらい状態だった高校生活を終え、
大学生になった後も、これは変わらず
『毎日10時間くらい』
大学に入ったあとも寝ていました。
『一日の半分以上寝る昔よりはマシだけど…
さすがに時間の無駄遣いだな…』
昔みたいに『つらい』
という感情は減少してきたものの、
このままではまずい、という
『焦燥感』がよみがえってきました。
でも、そうはいっても、
ある程度は自力でも変われても
これは変えられる気はしない。
自分の本質として、『眠る』という本能が強いのは
今までの人生でわかりきっていたので、自分は
『これを変えるために』ある決断をしました。
それは、 『早朝のアルバイト』
を始めたということ。
つまり、『強制力』を『場』に求めたんですよね
人にはやはり、
『楽な方楽な方』に流されるという
『自分のコンフォートゾーンに居たがる』
傾向があります。
それをぶち壊すためには、
理性だけでは限界があります。
ですが、今回のように
『朝起きて働かなくてはならない』
という強制力が加わったらどうでしょうか?
確かに、最初はしんどかったのですが、
自分はこの強制力のおかげで
『段々徐々に起きるのが慣れてきた』
んですよね。
コンフォートゾーンは、
『自分が心地よい場所にとどまろうとする』
動きで、
『何回か同じ動きを繰り返すと、
それを行うのがが自然になってしまう』
という面も持ち合わせています
あなたも、『歯を磨く』ということを
面倒と感じることはなく、
無意識の内にやってしまっていますよね?
このように、
『何回か、繰り返したことは
無意識の内に行うことができる』
つまり、この場合では
『歯を磨く』という行為が
あなたのなかでの
『コンフォートゾーン』に位置付けられた
ということになります。
ですが、歯を磨くというのは
幼いころからの習慣で
何回か既に繰り返したからできるわけで
何か新しいことを始める場合には、
継続するためには『環境』を整える必要があります。
ですから、自分が何かを行うときは、
気合だけで
『頑張るぞー!!』『変わるぞー!!』
と思うのではなく、
じゃあ勉強をしたいから、
5時から7時までの二時間は
『マックにいって勉強する』
といった風に、
『意志だけではなく、
場も意識するようにすべきなのです』
人は、繰り返し、無意識の内に同じ行動を繰り返してしまうので、
まずは『マックに移動する』
といった風に
『意志だけでなく変えられて、
継続できることはないかな?』
と考えてみることが大切です。
勉強しよう!!変わろう!!と思うだけでは
やっぱり、自分のコンフォートゾーンに流されてしまいます。
ですが、考えてみればわかるのですが
テレビをだらだらみたり、
パソコンを一日中弄ってしまうのは
『家にテレビやパソコンがあるから』
なんですよね。
つまり、『場』、もっと言い換えれば
『環境』が強く影響しています
ですから、何かを変えるためには、
あなた自身の本能が強いことを理解して、
あなたが変えることのできる
『環境』
に目を向けてみてください。
あなたが変われない、続かないと思ったときは
あなたが、楽な方楽な方に流れていないか考えた上で
『環境』を整えてみる
といった風に視点を変えてみることが大切です。
変われない…つらい…とあなた自身を責めても仕方ないし、
現状は変わりません。
自分が変わらないなら、この
『コンフォートゾーン』の性質を利用して
変えるとこを変えてみてください。
あなたが気付いてないだけで、
変われることは沢山あると思います。
できるとこから、変えてみましょう!!