今回はつい先日私の身に起きた、ちょっと不思議な体験をお話ししたいと思います。
一週間ほど前、ある仕事で大失態をしでかしてしまいました。
気のゆるみやちょっとした慢心があったのか、自分にとっての無意識の苦手意識が起こったのかわかりませんが、それまでできていたものが急にできなくなりました。
相手方に迷惑をかけた上に、上司に最終的な尻拭いをさせるというとても恥ずかしい出来事でした。
最後までやり遂げられなかっった自分への悔しさ、情けなさ。
スムーズに進められなかった不甲斐なさ、失望感。
また次にもこんなことを起こしてしまうのではないかという不安、焦り。
色々な思いが入り混じって、周りからは責められるどころか慰め励ましてもらったのに、虚脱感でボーっとしていました。
そしてその日はうつうつと眠りあくる日の早朝、目が覚めてベッドでぼんやりと、本当はしたかったことなのに諸事情でできなくなったあることについて考えていた時でした。
「我慢したくない!!」と叫ぶ10歳位ぐらいの私が急に現れました。
「私は本当はしたかった、でも我慢した、だけどやっぱりイヤ!」そして堰を切ったようにあふれ出る涙・・・
またそこへ「そんな我儘を言ったら駄目!」と叱る大人の私が登場し、二人が喧嘩を始めました。
対立する二人の情動がせめぎ合い心の扉が全開になって、過呼吸寸前まで泣けて泣けてコントロールを完全に失ってしまいました。
こんなに大人になって10歳の私が現れるなんて、前日の切羽詰まった感情が私の中に眠っていた情動を起こしてしまったのでしょうか。
本当に驚きでした。
人の心ってやっぱり不思議で、自分でも気づかないうちに抑圧したり否定したり、物事から逃避しようとしていたりします。
自分にとって不都合なことから目を背け続けていると、本当に自分の欲していることや望んでいることまで見えなくなってしまいます。
それをわからせてもらえた涙だったのだと思います。
今回のような情動の溢れを体験したことはとても貴重な体験だったと思いますし、それを自分なりに咀嚼し、この先生きていく力に活かそうと思えるのは、メンタルの勉強をしてきたからなのだと思います。
色々な人のそれぞれの思い、まだまだ奥深い心の世界。
誰かの心を少しでも軽やかにするお手伝いができる人間になりたいと切に願っています。









