こんにちは。「あなたのメンタルを守りたい」へようこそ。
今回は、**「恋人が双極性障害と診断されたとき」**に、
あなたがどんなふうに接していけばよいのか、心の負担を減らすヒントをお伝えします。
「大好きな人が苦しんでいる。自分には何ができるんだろう」
そんな不安や戸惑いを感じているあなたに、少しでも安心の灯が届きますように。
1. 双極性障害って、どんな病気?
双極性障害は、「気分が高まる躁(そう)状態」と「落ち込むうつ状態」を繰り返す心の病気です。
- 躁状態ではハイテンションになり、寝ずに活動したり、自信過剰になったりします。
- うつ状態では強い自己否定感や無気力に襲われ、日常生活が困難になることも。
この波は本人の意志でコントロールできるものではなく、脳内のバランスの問題によるものです。
一見すると「わがまま」や「気まぐれ」に見えてしまうこともありますが、それは症状の一部なのです。
2. 相手の“波”に振り回されすぎないで
恋人が突然冷たくなったり、逆に異常にハイになって積極的になったり。
そうした言動に戸惑い、傷つくこともあるかもしれません。
でも、それを**「自分への愛がなくなった」などと決めつけないこと**が大切です。
🌊気分の波は“症状”であって、“本心”とは限りません。
感情に流されすぎず、一歩引いた視点を持つことが、あなたの心を守ります。
3. 付き合っていく中で気をつけたいポイント
✔「助けなきゃ」と思いすぎない
あなたはパートナーであって、医者でもカウンセラーでもありません。
全部を背負いこむ必要はないのです。
一緒にいること、そばにいること、それだけで十分な支えになっています。
✔ 無理に励まさない・否定しない
「頑張って!」「元気出して!」という言葉は、逆に追い詰めてしまうことも。
→ 代わりにこう言ってみてください:
「つらいときは話してくれていいよ」
「あなたのペースで大丈夫だよ」
✔ 信頼と境界線を両立させる
恋人のためにできることを考えることも大切ですが、
自分を犠牲にしすぎる関係は長続きしません。
疲れたら、休んでいい。
言いにくくても、「今は少し距離をおきたい」と伝えることも、信頼の一部です。
4. 一緒に歩んでいくということ
双極性障害は、波のある病気ですが、適切な治療とサポートがあれば、安定した生活を送ることも可能です。
- 通院・服薬の継続
- 生活リズムの安定
- パートナー同士の信頼関係と柔らかなコミュニケーション
あなたができるのは、一緒に歩む姿勢を持ち続けること。
完璧でなくてもいい、ただそばにいることが、何よりの支えになります。
最後に
恋人が病気になったとき、悩むのは当然のことです。
「このまま付き合っていけるのか」
「私は重荷になっていないか」
そんな不安を抱えることもあるでしょう。
でも、大丈夫。あなたが迷いながらもここにたどり着いたこと。
それはすでに、深く、あたたかい思いやりの証です。
「あなたの心」もまた、大切にされていい。
「あなたのメンタルを守りたい」は、そんなあなたにも寄り添う場所でありたいと願っています。
ブログのご紹介
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