人って常に欲求が
エスカレートすることを
ご存知でしょうか?
最初はお腹いっぱいご飯を
食べられたらそれで満足だった。
しかし、次第と好みや気分で
食べるものを選ぶようになり、
さらには高級で美味しい食べ物を
求めるようになる。
これはあなたがわがままとか欲求が
強いではなく人の潜在的思考に
寄るものだと思ってください。
この仕組みを知らずに
・欲望が半永久的に満たされない
自分にストレスを感じる
・欲望を素直に表現することに
抵抗を感じている
・向上心と安全欲求の混在で
自分がどうしたいかわからなくなる
これらに該当する人が
大変多いように感じました。
そこで今回は
『欲求の存在と特性』について
紹介します。
こんな人に見て欲しい
・日々の仕事や日常生活に
満足を感じられない
・自分の想いを素直に表現することに
抵抗を感じる
・自分が何をしたいか
わからないと感じる人
この記事を読むことで
・欲求の仕組みと階層について
知ることが出来ます
・複数の欲求が混在する
理由を理解します
・欲求の種類、バランスを知ることで
ストレスを減らすことが出来ます
向上心のある人ほど欲求と自我のバランスを
崩しやすい人が多いです。
この機会に欲求の存在について
理解を深めて自分の心と
向き合う機会にしてください。
まず前提として人は皆
欲求を持っています
人はより快適に過ごそうと進化してきた
過程で欲求が生まれました。
脊椎(セキツイ)動物に備わっている
子孫を残そうとするために人間の脳に
インプットされたものが欲求だと
思ってください。
マズローの5段階欲求
心理学者マズローが
『人間は自己実現に向かって絶えず
成長する生き物である』と過程し、
人間の欲求を5段階に理論化したものです。
最初は生理的欲求や安全欲求など
生きることへの欲求から最終的には
自己実現への欲求を求めるようになります。
日本では当たり前のように
飲み食いして過ごす生活になれてる人が
多いため、欲求として捉えてない人も
中にはいるでしょう。
しかし、欲求は本人が意識しなくても
自然とエスカレートしていくのです。
自己実現には障壁が存在する
夢や目標を叶えたい!
これまでの人生経験で
誰もが思ったことのはずです。
しかし、簡単に叶ったものから
今も実現してないものまで
様々あるはずです。
・自分に問題があるのか?
・関わる人に問題があるのか?
・目指す目標の難易度なのか?
障壁の内容は様々ですが、
全員が自己実現に向かっているため
安全欲求を脅かされると
人は恐怖を感じます
例えば、今までサラリーマンをしてた人が
会社を辞めて新しく自分で会社を
作ることにしました。
会社を辞めなければ今までの
給料と生活は保証されている。
しかし、会社を辞めて新しい仕事をすることで
給料が増える可能性もあるけど下がる可能性も
あります。その結果、今の生活が持続出来ない
恐れがあります。
先ほども少しお話したように
人は子孫を残そうとする思考を
潜在的に持っています。
そのため、生存する欲求が
土台に存在し、生きるための安全を
脅かす行為を排除しようとします。
大人になると我慢を覚えて
感情表現が出来ない人が多い
『抑制』と表現されることもあります。
子供の頃は嫌なことや不快に感じることがあれば
身体を使って拒否反応を示していました。
しかし、大人になる過程で我慢を覚えた結果、
嫌なこと、不快なことを受け入れる能力が
育ちました。
その結果、ストレスを溜め込んでしまい
感情を素直に表現出来ない人が増えてしまいました。
年齢を重ねるにつれて素直な感情表現が
出来なくなるということをここでは
認識してください。
自己実現と承認欲求のバランス
自己実現の土台に承認欲求が存在します。
自分の叶えたいこと、やることを通じて
周囲の人間から承認、賞賛を受けたい!
という欲求を潜在的に持っています。
つまり、自分のやりたいことが
『承認を受けて自己の存在意義を感じたい』
に繋がりやすいことを知ってください。
そこに人それぞれの得意不得意や好みが加わって
目指す世界観が変わってきます。
もし今、やりたいことが見つからない
という人は人から賞賛、承認を受けられそうな
環境、地位、あるいは仕事や趣味に
出会っていないかもしれません。
これはあなたの意思だけで
どうにかなるものでもありません。
しかし、自己実現で叶えようとする際に
周囲の人間との関係性を具体的にすることで
承認欲求も自然と満たされます。
人との付き合い方も目標、夢の一部に
組み込むようにしてください。
自己実現は半永久的に続く
何か1つ夢や目標を達成できたからと言って
あなたの人生がそこで終了する訳では
ありません。さらなる高みに向かって
歩み出すはずです。
この過程を人は当たり前のように
繰り返し続けたため、成長の自覚が
薄れてしまいます。
なのでここで知って欲しいのは
・欲求はレベルの大小を問わなければ
たくさん叶えてきたこと
・達成した後すぐ新しい夢、目標に向かうため
満たされてないと錯覚していること
この2つを再認識してください。
まとめ
欲求は安全に生きることから
承認を求め、自己実現へと
ステップアップしていきます。
そして、欲求の解消は人類がそれぞれ
持ち合わせており、お互いに衝突する
可能性があります。
なので欲求の解消は簡単ではなく、
たくさんの障壁が存在する。
しかし、これまでにたくさんの
欲求を解消してきてはいます。しかし、
年齢を重ねると同時に欲求の解消に
慣れてしまい意識が弱まっています。
また、すぐに新しい欲求解消を目指すため
欲求解消が出来てないと錯覚をしています。
欲求の解消はわがままではありません。
より人類が賢く生きるために身につけた
知恵の1つです。
欲求の解消をすることで自己肯定感の向上、
それに伴い自信も身につきます。
今回の記事では欲求の存在と特性について
少しでも理解を深めて頂けたら幸いです。
それでは、最後までご視聴頂き
ありがとうございました。