こんにちは、心理セラピストの中野です。
「いい年して、両親と住んでいる男は結婚できない」と
よく耳にする言葉です。
実際に、女性の友人達にヒアリングをしてみました。
30歳以上で実家で両親と暮らしている男性が
結婚の対象になるかどうかどうか。
すると「30歳過ぎて、両親と同居している男性はちょっと・・・」
といったような意見が多く返ってきました。
逆に、「そんなこと気にしない」とか「親思いでいい」という意見もありました。
全体的には、ある程度の年齢に達していて、ご両親も健康で、
それでも親と同居している男性は、女性からみると結婚の対象になりにくいようです。
それでは、みなさんまた今度・・・
と
世間話のブログであれば、ここで終わってしまいます。
しかし、、ここは心理セラピストのブログなので
もっともっと掘り下げていきます。
深さ20cm
両親と同居している男性のタイプの一つに
こんな特徴の方がいます。
・子供っぽい
・よく遅刻する
・感情的になりやすい
・大事なところで仕事のミスをする
・一人ではランチに行かない(群れたがる)
・自分のことしか考えていない
・責任感が希薄
このタイプの男性を、仮にAさんとしましょう。
社会的にみたら、デメリットの多い、
Aさんの子どもっぽい特徴ですが、
もしAさんが、子どものような振る舞いをすることで、
何かメリットを得ているなら、一体それは何でしょう?
では、時間をずっとずっと巻き戻して
分析してみましょう。
小学校低学年の頃のA君です。
A君は、まだ小さいので自分のことは自分でできません。
朝は中々起きられないので寝坊します。
宿題をよく忘れるので、先生に怒られます。
母親は、仕方なく手のかかる息子の面倒を見なくてはなりません。
もし、Aさんが成長しない(自分のことができない)ことで
何かを得ているなら、一体彼は何を得ているのか?
感のいい人は、もうお分かりですよね。
そこには、「母親の愛情を得るメリット」があったのです。
しかし、ここでいう「母親の愛情を得るメリット」とは、
母親からいろいろ面倒を見てもらうことではありません。
???
はてなマークが着きましたね。
その答えは、ブログの最後で説明します。
話を戻しますが、
問題は、彼が大人になっても「出来ない(子どもっぽい)自分」を
やり続けていることです。
なぜ大人になっても、やり続けているのかというと、
禁止型の信念のひとつ「成長してはいけない」が
幼少期に刷り込まれてしまっているのです。
禁止型の信念は、16歳を過ぎる頃から心の中に定着し、
以降は、それを強化する行動をしていきます。
そして、それまで母親との間でやっていたことを、
友人、知人、同僚、上司といったように、生活の中でその範囲を拡大していくのです。
「成長してはいけない」の人は、職場の中で「できない立場」を演じることで、
巧みに人からのサポート受けるという人間関係を構築するのです。
もちろん、本人には自覚がありません。
では、Aさんはどうすれば、子どもであることをやめられるのか?
それはセラピーで「成長してはいけない」の
刷り込みを書き換えればいいのです。
でもそれには、さらに深い人間関係のドラマが隠れていることを
理解していなければなりません。
どういうことかというと・・・
この母と息子の関係、表面的には、
いつまでたっても自分のことができない子供を、
母親が面倒みている絵図らに見えます。
しかし実際は、できない息子の面倒を見ることで
母親自身の存在価値が生まれているのです。
だから息子が自分で何でもできるようになってしまうと、
お母さんは、自分の存在価値がなくなってしまうから困るのです。
そこで、言葉や態度、行動等で、
「お前は、自分では何もできない子なのよ」と
息子(Aさん)に伝えているのです。
一方で、息子(Aさん)は、自分一人で何でもできてしまうと
愛するお母さんが悲しむから、母親のために子どもっぽい振る舞いを続けているのです。
言い換えると、できない自分を演じることで、母親に役割を与えています。
一見、母親が息子の面倒を看ているかのように見えた親子関係ですが、
実は、息子が母親の面倒を看ている関係だったのです。
つまり、Aさんが母親の愛情を得るというメリットは、
母親から面倒を見てもらうことではなく、
母親の面倒を看ることによって得られていたのです。
≫セラピーを希望される方はこちら から